2022年通信簿 16 種市篤暉

16 種市篤暉 投手 24歳 年俸2200万円

【2022年成績】 1試合 0勝0敗0S 防御率9.00 3回 5被安打 1被本塁打 4与四球 0与死球 2奪三振 被打率.417

一昨年の内側側副靭帯再建術、いわゆるトミージョン手術から多くのロッテファンが願っていた昨季中の復帰は成らず、そうなれば吉井コーチの「本格復帰は再来年」の今季にこそと大きな期待がかかりましたが、しかし残念ながらそれは来季以降へのお預けです。
8月上旬に2年ぶりの一軍登板、先発をしましたが3回3失点は押し出しあり暴投ありと大乱調で、その後に一軍マウンドに呼ばれることはありませんでした。
それでも二軍では16試合、62回1/3で2点台の防御率にイニングとほぼ同じ62奪三振ですから場数も内容も準備ができて、さらなる期待が高まります。

復帰登板は・・・

昨年9月からブルペンに入って自主トレからは捕手を座らせて、春季キャンプでは初日からのプルペン入りを目指していただけにその直前のコロナ離脱は濃厚接触者としてですが最初の躓きになってしまったような、2日遅れの合流も一軍には手が届きませんでした。
二軍で迎えた開幕は4月上旬に620日ぶりのピッチングは1回1奪三振のパーフェクト、ストレートはMAX152キロで平均でも150キロ超えです。
しかし球団の慎重にとの方針もあったのでしょう、先発マウンドを任されても次の登板までの間隔がかなり長く置かれました。
その間隔を徐々に狭めてそして満を持しての一軍復帰は件のとおりで、その後の扱いは本調子には遠い、焦ることは無いとされたのかもしれません。
一軍登板の一ヶ月前に鎌ケ谷で見た種市は球筋はよくも140キロ台前半のストレートと、かつてとはまだほど遠い姿でもありました。

見守るのみ

フェニックスリーグでは抑えを任されるような形で短いイニングは来季の起用を示唆しているのかと思いきや、吉井監督曰く「まっすぐが全然戻ってこなかったんで。今回は短いイニングでどうなるかやってみようと。そしたらまっすぐが強くなったんで、成果出てると思います」とのことです。
腕が振れていないと見えていたのか、その後もピシャリと抑えたわけではありませんが筋道立てた起用には合点がいきます。
どうしても同じくトミージョン手術の西野が無難に復帰しただけに種市にもと思ってしまうのですが、同じ箇所でも症状は千差万別なのでしょう。
ファンもそうですが本人も先発志向が強そうでしかし状況によっては西野のように中継ぎから入るかもしれず、そこは見る側も焦らず見守りたいです。

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