2021年通信簿 99 柿沼友哉

99 柿沼友哉 捕手 28歳 年俸1680万円

【2021年成績】 43試合 49打数 7得点 7安打 打率.143 1二塁打 0三塁打 1本塁打 4打点 0盗塁 6四死球 12三振 得点圏打率.083

ここまで少しずつではあっても積み上げてきたものが、5月中旬のコロナ離脱に加えて7月中旬の走塁中に左足甲の外側を痛めての抹消から左足第5中足骨骨折に対する固定術で全治3ヶ月は早めに復帰も散々な一年で出番を減らしてしまい、加藤の獲得と植田の台頭を許す形にもなってしまいました。
そうでなければここまで田村に次ぐ立ち位置だっただけに正捕手への足固めができたはずが、来季は一軍すら危ういかもしれません。
加藤も打てないですが柿沼も打てないのは似たようなもので今季も身長を超えることができず、あれだけ得意としていたバントミスも目立って弱り目に祟り目、ベンチの方針でしょうがリードの特徴を出すこともできず、このままではじり貧にもなってしまいますので反逆するぐらいの覚悟が必要でしょう。

埋没しないように

反逆、と言ってしまうと過激ですが要は内を果敢に攻める本来のリードを取り戻さなければ、埋没から抜け出すのは厳しいように思えます。
これまではボールの出し入れで勝負をするタイプは田村、強いストレートを武器にするタイプは柿沼、とざっくりそんな棲み分けでしたが強気のリードを奪われてしまえば陸に上がったカッパのようなもので、露骨は拙いのでさりげなく内で翻弄するところを見せていくしかありません。
そして一時期に吉田が唐川をとっ捕まえて出番を増やしたのと同じく幸いなことに岩下との相性が抜群ですので手放さないよう、1試合だけですが佐々木朗と組んだときも抑えましたし復帰が期待される種市はもちろんのこと、女房役を指名されるだけの実績、リードが生き残りへの最大のポイントです。
今季は無かった国吉とバッテリーを組めばおそらくは史上最大背番号コンビと話題にもなるでしょうし、そのためにもせめて2割は打って欲しい、打てないけど忘れたころに叩き込んだ福澤二世としての細く長くもいいですがその福澤にすら届いていないわけで、バットを持っているアピールもお願いします。

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【オリオン村査定】 1680万円 → 1680万円 (±0%)

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