2021年通信簿 45 宗接唯人

45 宗接唯人 捕手 27歳 年俸700万円

【2021年成績】 3試合 1打数 0得点 0安打 打率.000 0二塁打 0三塁打 0本塁打 0打点 0盗塁 0四死球 1三振 得点圏打率.000

宗接のプロ野球選手としての人生は、2打席2三振と1本のヒットも打てず前にも飛ばせないままに5年間で終わりました。
結果的には小池指名で断絶した亜大との関係が26年ぶりに修復されるきっかけになっただけだったような、それでも翌年に社会人経由ではあれど藤岡、その翌年に中村稔の指名に繋がったと考えればそれなりの意味はあったと、しかし本人とすれば不本意な終わり方だったでしょう。
ルーキーイヤーこそ捕手一本でしたが以降はファースト、DHとの兼任となり、今季は外野を多く守ってバットで勝負と意気込んでいたところで故障者続出により再びキャッチャーミットを手にして、そして一軍で初の捕手としての出場を果たすのですから皮肉なものです。
トライアウトには不参加でそのままスタッフとしてチームに残るだろうと、自分的にはこちらの都合ながらも万が一を考えての現役復帰も視野に入れたブルペン捕手への転向が希望でしたが、そんな不完全燃焼だったからかどういう縁かは承知していませんがJFE東日本でまた捕手としてプレーをするとのことです。

ロッテとの縁はここまで

石垣島ではロングティーでスタンドインを連発するなどして話題を集めた宗接は、そんな捕手としてよりも打者として高評価での始まりでした。
しかし思ったようには打てず二軍で一年目から.200の2発、.204の7発、.223の7発、.234の4発、そして今季も開幕ダッシュで4割近く打って四番を任されるなどしましたが.223の1発となれば「捕手としては」の域を脱せず「打者に専念」すればなおさらに、貴重な右打者ではあれど見切られたのも仕方ないでしょう。
捕手もできる右打者として第三の捕手が狙い目だったようにも思いますが、ここにきて加藤の獲得や佐藤都、植田、谷川、そして松川、村山と育成枠を含めて三年間で5人の捕手をドラフト指名したことでそれも厳しく、かつそもそも打てなければ必然ではありました。
もう一年ぐらいはと思わなくもなくもそれであれば捕手としては松川を、右打者としては西川、山本斗に出番を与えたいのが正直なところでもあります。
残念ながらロッテとの縁はここまでだったかなと、願わくば新たな縁を大切にして悔いの無い新たな野球人生を過ごしてくれればと思います。

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