2020年通信簿 86 ホセ・フローレス

86 ホセ・フローレス 投手 31歳 年俸500万円

【2020年成績】 14試合 2勝2敗0S 防御率7.66 22回1/3 27被安打 3被本塁打 16与四球 0与死球 25奪三振 被打率.310

数字だけを見れば解雇されてもおかしくはなかったフローレスは、育成枠からの昇格ということで少し長めのスパンで見てもらえているのかもしれません。
あるいは夏ぐらいまでは散々でしたがコロナ禍での再登録以降は12回1/3で防御率0.73と抜群だったのが評価をされたところもあったと思われ、さして厳しい場面での登板ではありませんでしたが力が無ければ抑えられるものではないので来季に向けてどういった起用がされるかが楽しみではあります。

外国人枠が足枷になりそう

とは言いながらも、今春の石垣島では二軍スタートになりますしその立ち位置が危うくもあります。
シーズン終盤での起用、そして結果からして普通に考えれば中継ぎなのでしょうがしかしエチェバリアの獲得で方針が変わってもおかしくありません。
あるいはレアードの故障が長引いての保険の意味合いがあるかとも思っていたエチェバリアですがそのレアードが外国人野手では一番に早くの来日ですからマーティンとともに野手三人が基本となれば、ハーマンとの中継ぎが二人ではベンチ入り4人の一軍枠からして無理が生じます。
吉井コーチの起用法であればハーマンのお休みがあるにしてもそれほどの機会では無いので無駄な登録をするとも思えず、万が一の要員になるのか再びに先発に戻すのか、開幕前の練習試合などでは低めに丁寧に投げられる制球力かつ140キロ台半ばのストレートで安定感を見せてまたプロ初登板も先発でしたからそれもありだとは思いますが、その先発で結果を残せなかった以降はずっと中継ぎで調整をしていただけにまた一からのスタートは不利にもなるでしょう。
いずれにしてもリードの工夫が欲しかったりもして、その制球力に頼った低めばかりが足を引っ張った感もあり、力強いストレートもあるのですからむしろ高めを上手く使って欲しいだけに落ちるボールが無いように見えたのがネックですのでそこが課題の来季になるかもしれません。

【オリオン村査定】 500万円 → 1000万円 (△100%)

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