2020年通信簿 54 ブランドン・レアード

54 ブランドン・レアード 内野手 33歳 年俸2億4200万円

【2020年成績】 39試合 133打数 15得点 31安打 打率.233 3二塁打 0三塁打 6本塁打 15打点 0盗塁 13四死球 28三振 得点圏打率.128

前年から倍増で2年契約のレアードは、残念ながら結果的にはありがちな給料泥棒な一年となってしまいました。
開幕までは1割台半ばのしょぼい低打率に期待のアーチも僅かに1本と絶不調で、それでも開幕後は昨季ほどではありませんでしたがアーチラッシュで二戦目に今季初本塁打を放つと7戦4発、9戦5発と6月は打率も3割をキープして堂々たる四番の姿は頼もしかったです。
しかしそれも長くは続かず6月末ぐらいからパタッと快音が響かなくなり7月半ばにはスタメン落ち、下旬には四番から外されて8月には八番まで落ちて姿を消しての登録抹消は軽い腰の張りと伝えられましたが、半月後には帰国、暫く音沙汰が無かったかと思えば10月半ばに椎間板ヘルニアの手術となりました。

全治不明

できるだけ手術は避けたい、などの事情はあったにせよ帰国から手術まで二ヶ月、今となっては開幕に間に合うかが不安になります。
軽い腰の張り、の失敗に懲りたのか球団からは全治の見込みが明かされておらず、状態や手術の方法によってその期間にかなりな差があるようですし一般人の社会復帰とプロスポーツ選手のそれとを同列には語れないでしょう、無いと思っていた三人目となるエチェバリアの獲得はレアードの穴埋めとすら思えます。
いつ頃から自覚症状があったのか、もし昨季からであれば外のボールに腰が入らない腕だけでのスイングや今季に顕著だった緩慢な守りでの動きもそれが理由の一つでしょうから復帰後の改善が期待されますが、逆に言えば復帰が大幅に遅れたりプレーに精彩が無ければ引導を渡されることにもなりかねません。
陳偉殷と陳冠宇の代わりを現時点では獲っていませんから基本は一試合に投手1、野手3で臨むのでしょうが安田とポジションが被りファースト、DHも密度が高いだけにハードルは高めに設定されると思われ、そのハードルを華麗に飛び越えられるのか、再びに寿司を握るレアードを多くのファンが待っています。

2019年通信簿

【オリオン村査定】 2億4200万円 → 2億4200万円 (±0%) ※2年契約2年目

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