記事数も9000近くになって重複させないようにするのが大変でこのシリーズには助かっていましたが、終わりました。
こういった負け方はイヤというほど見てきましたし今季も見ることになるのか、左腕に手も無くひねられる体たらくです。
まあ宮城は球界屈指クラスで仕方なく何度もやられるであろう頭痛の種ですが、曽谷も台頭著しくこんな無様で集中的にぶつけられるでしょう、それにしたって東松にもは勘弁して欲しかった、とりあえず左手で投げさえすれば何とかなると他球団が右、いや左に倣うであろう現状です。
虚しい
そんな左腕リレーに僅かに5安打、うち中村奨と山本のはコースヒットで実態はもっと酷いです。
打ち取られるだけでなくまともに芯を食えず、相手が二枚も三枚も上と言ってしまえばそれまでですが同じプロなら意地を見せてください。
西川と山口で1点を取るのが精一杯で、西川はファールで粘って甘めに入ったのを逃さず見事、山口も巻き込むようなスイングで力と技のコラボでした。
以外は揺さぶる素振りもなく淡々と、攻撃が短ぇよ、おそらく一人で頑張っていたであろうロッテファンの声援が虚しかったです。
決着?
サードは上田で決着と言いますか当初の目論見どおりなのか、茶谷抜きであれば求められるファーストを石垣が守って安田はDHでした。
上田も安田も左腕を打てず、守りで上田はやっぱ怖いとは先日の間の空くスローイングに加えて今日は土のグラウンドでバウンドが難しかったにせよ横で抜かれるのは中村奨みたいで、友杉も逸らしましたし打てない守れないでは投手の重荷でしかありません。
洗礼
そんな打てない守れないの洗礼で、石川柊が移籍後初登板で初黒星を喫しました。
小島、種市もそうでしたが宮城が4イニングを投げているのに石川柊も2イニングと調整が遅れているのかチームとしてゆったりなのか、2回3安打1失点です。
ピッチングとしてはいきなり抜けるなど指にかからないボールが多めで何がパワーなんだろうパワーカーブも制御できていたとは言えず、まあ50点です。
被弾はど真ん中でしたし始めの一歩はこんなものか、体調に問題が無ければ一年目の美馬ぐらいはやってくれるでしょう。
有言実行
田中晴は圧巻でした。
ばらけていましたし放り込まれもしましたが、決まったときのストレートの威力はチームで一番でしょう。
フレーミングとして拙いのですが寺地のミットが持っていかれるほどに勢いがあって、打者の反応がその威力を物語っていました。
前回に空振りが取れなかったとの課題を見事にクリアして、着払いの空振り三振が凄すぎます。
やはり被弾したりストレートの四球と完璧ではありませんが甘くたって押し込めるのだから細かいことは気にせずに、今はそれでよいです。
折れたバットが当たりかけてヒヤッとしましたがアクシデントも含めて大過なくシーズンを乗り切れば、新人王が話題になるぐらいの数字は残せるでしょう。
ほどほどに
坂本は見事なまでに左打者ばかり、辛うじて大里と来田が一軍かもしれないメンツを相手に1安打1四球です。
顔ぶれを見ればもっと上から目線でいってもらいたかったですが不得手は不得手、さくっとはいきません。
ここまで左対左にこだわると抑えていた右をどう抑えればいいか、感覚が失われてしまいかねず趣旨は分かりますがほどほどに願いたいです。
明暗
鈴木になってくれ菊地はまだ遠い、えいやっ感が残っています。
ボールに力はありそうでも高めを運ばれて、落差はあってもフォークを捉えられて、ちょっと今日はしんどかったです。
本家鈴木は制球への不安が無ければ貫禄のピッチングで、ストレートが走ってボールのスライダーを振ってもらえる好循環でした。
横山に雑さがあるため鈴木には073の呼び名に相応しい安定感を、二年目のジンクスは今のところ無縁です。
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | 安 | 失 | |
千葉ロッテ | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 1 | 5 | 2 |
オリックス | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 1 | 0 | 3 | 10 | 0 |
◆2月26日(水) オリックス−千葉ロッテ1回戦(オリックス1勝、13時、SOKKEN、不明)
▽勝 曽谷 1試合1勝
▽S 東松 1試合1S
▽敗 石川柊 1試合1敗
▽バッテリー
千葉ロッテ 石川柊、田中晴、坂本、菊地、鈴木—寺地、松川
オリックス 宮城、曽谷、東松—若月、森、福永