常勝は続く

このシリーズっていつまでいけるだろうか、練習試合でもオープン戦でも無敗です。
でも勝ち負けがそこまで重要ではないプレシーズン、スポーツ紙は田中将のピッチングで埋め尽くされるのでしょう。
ともあれロッテとしていい意味でも悪い意味でも収穫があったかな、沖縄が幕張になる連日の強風の中でよさげな試合でした。
これでチームは宮崎に上陸して徐々に東上ではなく週が明ければ一気に関東圏に、地元でのオープン戦がすぐにやってきます。

復活なるか

今日の最大の収穫は河村です。
前回登板ではあまり数字が出ませんでしたが今日は140キロ台後半のストレートをビシバシ投げ込んで、那覇のガンの性向が分かりませんが他の投手のそれを見ればそこまでインフレ気味でも無さそうな、悪くても140キロ台半ばであれば上々でしょう。
3イニング38球は手術明けもあり先発での起用かと思えば黒木コーチの談話でロングリリーフができるかを試す意味合いがあったらしく今日ぐらいであれば先発でもリリーフでも戦っていける、ストレートが走れば角度がありますし落差のあるフォークも活きてきます。
チーム状況では先発陣に殴り込むよりはリリーフが一軍に近いかな、赤点組が多いですし、ふてぶて王子の復活を待ちます。

悲喜こもごも

八木も3イニングでこちらは先発起用との話も聞こえてきますがどうだろう、河村とさして立場は変わらないとも思えます。
見るからに重いストレートが低めに決まればよし、キャベッジには上手く打たれましたがほぼ自らの土俵で勝負できていました。
それだけに二死無走者での四球がもったいなかった、あれでベンチの評価が星1つ減算されたかもしれません。
中村稔は球数が少なすぎてよく分からん、忘れられかけている岩下が八木、河村に負けないぐらいのストレートだったのが嬉しいです。
そして赤点は東妻でまた足を上げたかと思ったら走者を背負えばクイックの嵐も攻めきれない、追い込むまではいけても勝負球が無く気が付けばカウントを悪くして甘く入ったのを打たれて、お約束の四球も、間違いなく河村や岩下より二木や廣畑に近いところにいます。

結果が欲しい

打撃陣はそこそこチャンスを作りながらあと一本が出ず、得点は相手のエラーと押し出しの他力本願でした。
どうしても使いたいのかスタメンの中村奨にやっとヒットが出て1本目のセンター前はよかった、ああいったバッティングができれば率は上がってきます。
既に決着が付いているかのような連日のサード上田にファースト安田は上田が痛烈なマルチに対して安田は3タコ、上田はタイムリーがあればもっとよかったですが大事なところで腰砕けの空振り三振でもうひと押しができず、守りもお手球をやらかしてしまいました。
ソトとポランコが参戦していつまでもお試しとか競争とかでもないでしょう、皆、目に見える結果が欲しいです。

心配ごと

愛斗が左肘あたりに死球を食らって途中交代、守りでアピールしていただけに大事ないことを願います。
代走で立松がそのまま外野を守ったのが意外、と言いますか練習をしていないのに雑すぎだろ、無難に守ってはいました。
作戦面ではここのところエンドランやら盗塁やらベンチの宗旨替えとも思える攻撃に和田が連日の盗塁死が金子参謀にどう影響を及ぼすかが怖い、そろそろ足も衰えが出始めてだから打たないと試合に出られないと口にしていた和田だけに気になる立て続けのもろアウトです。

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◆2月24日(月) 巨人−千葉ロッテ1回戦(ロッテ1勝、13時2分、那覇、8,428人)
▽勝 河村 2試合1勝
▽敗 平内 1試合1敗

▽バッテリー
千葉ロッテ 八木、東妻、中村稔、岩下、河村—松川、寺地
巨人 田中将、井上、田中瑛、平内、泉—甲斐、山瀬

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