昨年に申請したマイナ保険証の解除、まだされません。
マイナポータルのQAには「解除申請から1~2か月程度の一定期間を要します」とあって申請したのは11月、でも処理が始まるのは12月に入ってからでそこから2ヶ月経って、「2か月以上経過しても健康保険証の登録が解除されない場合には、加入する医療保険者等にお問合せください」ともあったので問い合わせました。
驚いた、手続きとして申請した翌々月末に解除されるとの回答で、自分の例で言えば12月の頭だろうが尻だろうが解除されるのは2月末となります。
よって最短で2ヶ月、1ヶ月での解除なんて不可能で、もしかしたら自治体によって違うのかもしれませんが船橋市はそう、解除がされないと資格確認書が送られてこないため誕生日を意識して逆算して申請しないと間に合いませんでしたってことになってしまう、余裕を持って動かないと痛い目に遭います。
不正は防げない
マイナ保険証のメリットとして厚労省が4つを挙げていますが、眉唾です。
データに基づくより良い医療が受けられる、とありますがデータ反映に1ヶ月半もかかることがあるようで、それを意識せず盲信すると逆に怖いことになります。
医療現場で働く人の負担を軽減できる、についてはその現場が憤慨しそう、エラーが頻発するなど手間が増えたとの怨嗟の声が少なくありません。
これ以外に写真付きで不正防止に繋がるとされていますがどうなんだろう、デジタル庁によれば本人確認は顔認証もしくは暗証番号の入力です。
保険証の不正利用は拾得とか盗難とかではなく確信犯、貸す借りるがほとんどでしょう、であれば暗証番号は何の砦にもなりません。
薬ではなく毒
相変わらずエラーも多いようで、先日の痒疹の再診に行きましたが窓口が混乱していました。
そうでなくても慣れの問題もあるでしょうが操作方法が分からないのかその度に窓口担当が説明に持ち場を離れて、行列になっていても、患者もいい迷惑です。
そんな当事者にはなりたくない、デジタルなんてのは毒にも薬にもなるわけで使い方次第、現状で薬になるとはとても思えません。