右へ左へ

中居問題はフジ叩きが一転して文春叩きへ、右へ左へ、忙しいものです。
雑誌はオールドメディアになるのかな、例によってだからダメなんだという論調になる流れでもあります。
もっともここまで大騒ぎになった一因はオールドメディアとは対極にある「ネットの声」でもあり、そもそも文春の記事を読んですらいない人も少なくはないような、そしてフジを叩いていた人たちがそれをごまかすかのごとく文春叩きに走っている気がしないでもありません。
自分なんかは興味がありませんし自らに関係が無いことにどうしてそこまで熱くなれるのかとビックリしてしまい、そしてスポーツ紙が埋め尽くされるのに閉口したりもして、もうすぐ球界の正月がやってくるのにこのネタで片隅に追いやられやしないかと恐怖しています。

皇室も・・・

人の心は移ろいやすいと言いますか、真逆になることが珍しくありません。
男系継承に限定している皇室典範に対して国連の女性差別撤廃委員会が改正の勧告をしたことへの対抗措置を政府が発表しましたが、世論調査の信憑性が疑われつつあるのは内閣支持率なんかがそうでこれも信頼性は不明ながらも女系天皇への賛成が多い世論が勧告を歓迎かと思えばそうでもないようです。
強弱の問題かもしれませんが内政干渉だ、一部の国の思うがままになって機能不全に陥っている国連から資金を引き上げるべきだ、なんて声も散見されます。
皇室に対する意見についてもかつては体調不良で式典参加がままならない雅子妃殿下や一人で学校に通えない愛子内親王に冷たい視線が向けられる一方で佳子様ブームがあったりして、それが気が付けば秋篠宮家が叩かれる今日このごろ、一寸先は闇といったところでしょう。

朗希も・・・

佐々木もそうなるのかな、きっとそうなるのでしょう。
今はどちらかと言えばわがままと批判的な論調が多いですが、これがメジャーで大活躍となれば手のひら返しが容易に想像できます。
野茂の前例がありますし、商売になるとマスコミが先導、扇動するであろうこともまず間違いありません。
NPB内で損得が発生する有原式FA、上沢とは違って佐々木の活躍に無関心はあっても嬉しくない人はいない、そんな構図です。
そして活躍できなくなれば一気に忘れ去られる、伊良部のように、哀しいかなそれが現実です。

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