2024年通信簿 138 アンディ・マーティン

138 アンディ・マーティン 外野手 24歳 年俸2万7000ドル

【2024年成績】 E 33試合 79打数 10得点 22安打 打率.278 7二塁打 0三塁打 1本塁打 8打点 3盗塁 8四死球 17三振

言わずと知れたレオネスの弟、同時ではありませんが助っ人ではリー&レオン以来の兄弟選手です。
レオンはレロンの紹介で外国人枠で成らずもう一つ下の弟も画策して、同じくアンディのロッテ入りも何らかの思惑が働いた気がしないでもありません。
5月下旬にBC茨城に入団してそれなりの長打は魅せながらも2割ちょっととリーグのレベルを考えれば、そしてポランコとソトが機能している中でその1ヶ月強の後に補強する必然性があったとは考えづらく、BC茨城の経由すら敷かれたレールの上だった予定調和にも思えます。
ともあれこの後は自らの力で居場所を勝ち取っていくしかなく、同じ右の外野手であるアセベドの加入も決まり蹴散らさなければならないライバルが増えました。

結果はまずまず

求められるのはもちろん強打です。
経緯からしてもっと起用されるかとも思いましたが育成枠選手の制限に阻まれたかそれほどでもなく、しかし一定の結果は示しました。
育成枠ではあれ助っ人としては物足りないもののプロ経験が無いも同然と考えれば下位指名の社会人選手がこれぐらいだったら頑張ったねとなりそうな、スタンドインは僅かに1本ですが長打がヒットの4割弱とその存在意義へのアピールはできたのではないかと思います。
打席の雰囲気はレオネスと言うよりは硬直的なズレータで変化球にタイミングを合わせるのに苦労をしていて、分かりやすい外国人選手の課題です。

走塁、守備

長打のために巨大化したレオネスとは違ってアスリート体型はそれほど速くは見えずも盗塁を決めて走塁への意識も高そうな、このあたりは兄譲りです。
今のチームでそれが活きるかは怪しいながらも盗塁死はゼロですし、そこまでの武器にはならずも足枷になることもないでしょう。
守備機会はさほどに見ていませんが試合前の練習ではライトからレーザービームを、そこそこ強肩に思えます。
ただ打球判断に迷ったような動きもままあって、このあたりは将来的なZOZOマリンの風対策も併せて慣れていくしかありません。

レオンになれ

【オリオン村査定】 2万7000ドル → 2万7000ドル (±0%)

助っ人でも育成枠は現状維持、年俸は途中入団ということもあり不明なため年換算でフェリスと同額に仮置きしました。
ここのところは野手の新助っ人が機能しなくなっているNPBだけに育成枠からの成り上がりがトレンドになるかもしれず、先鞭となれるよう願います。
気が付けば兄と遜色なかったよね、そんなレオンになれるよう頑張れ、言葉が通じているとは思えませんが積極的なコミュニケーションがプラスになるはずです。

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