何も信用できない

やっと逮捕されました。
被害届を出すのが顧客なのか銀行なのかってのもあって時間がかかっていたのか、そのあたりの事情は分かりません。
それでもようやく事態が動き出してしかし補償はどうするんだろう、窃盗犯に弁済能力があるとも思えませんし鍵の管理が甘かったというのも踏まえて銀行が負担するしかないのでしょうが、被害対象を特定できなければにっちもさっちもいかず、紛糾は避けられないでしょう。
貸金庫に何を入れていたかは本人にしか分かりませんし、証明する手立ても無い、信用の裏打ちがあってこそがそうでなくなるとこうなってしまいます。
自己申告制では銀行が首を縦に振るとも思えず、お見舞い金みたいな扱いで一定の金額だと被害者は納得せず、関係者の胃に穴が空きそうです。
貸金庫に金塊なんてままありそうで、もし窃取されても元の存在を証明できない、貸金庫そのものの意義が問われる事件となりました。

これも

便利なネットオークションも不安になっています。
商品すり替え問題にメルカリが対策を打ち出しましたが、これって機能するのかな、二者間での問題解決が難しい場合はという前提だと既に出品者に返品がされている状態で、これだと逆のケース、正しく返品されたのに違うものをメルカリに回収させるという今回とは逆のやり口ができてしまいます。
かと言って常に出品者→メルカリ→購入者というルートにできるはずもなく、ここでも信用が崩壊することで商売が成り立たなくなるかもしれません。

これも

ふるさと納税の返礼品になるような店でも産地偽装に手を染める、もう何も信用できません。
でもこんなのっていくらでもありそう、自分なんかは国産とそうでないものとが分かる舌を持っていませんし、カンガルーで画面から消える人もいます。
きっと海外だとこういったのって普通なんだろうなぁ、いや、日本だって発覚していないだけでいくらでもありそうです。
それが偽物であっても自分が満足できればいい、そう割り切って生きていくしかないのかもしれません。

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