44 井上晴哉 内野手 35歳 年俸3200万円
【2024年成績】 E 79試合 188打数 10得点 41安打 打率.218 5二塁打 0三塁打 4本塁打 22打点 2盗塁 27四死球 30三振
初めて一軍出場が無いままに、11年間のプロ生活を終えました。
できれば引退試合でファンに最後の姿を見せて欲しかったですがここ数年はチームが最終盤まで順位争いをしていることが多くて井上に限らず公式戦でのそれが難しい、細川のは引退試合ってほどではなかったですし福浦が最後かな、こればっかりは仕方ありません。
昨オフの契約更改での会見で「20本以上は打ちたい」とぶち上げたのですからチャンスすら無かった今季に悔しくないはずがなく、しかしファン感謝デーでの引退セレモニーで「本当に悔いはありません」と、それが強がりでもいい、前のみを向いて第二の人生を歩んでくれればと思います。
打てなかった
チャンスが無かったのは二軍でも打てなかったから、それもあっての悔い無しかもしれません。
それなりの出場数でこれと言った故障があったとは聞こえてこず、ロッテだけに闇に葬られただけかもしれませんが、それでいてシーズン換算で二桁に乗るかどうかのホームラン数に2割ちょいでは厳しい、これがファーストやDHに空きがあればまだしも逆に混雑していてお呼びがかからなかったのも必然でしょう。
代打を多用するベンチなら出番を作れたでしょうが真逆で、守りがいいので守備固めという格でもなく、状況にフィットしませんでした。
走ったぞ
鎌ケ谷での井上は狂い始めた引っ張りスタイルのままに、たまに右中間に鋭い打球がありましたがミスショットも目立ちました。
大卒社会人ということで早くも30代半ばでの衰えなのか、ツボにはまったときの飛距離はさすがですがそれすらかつてほどでななかったです。
守りはやわらかいグラブ捌きで誰よりも上手く打球判断も間違いない、しかしやや腰高に見えたのは踏ん張りきれない下半身が理由であれば年齢を感じさせます。
それでいて2盗塁は一軍での通算数に並んでスゲーな、藤原、山本、寺地と同数で勝又より多く「豚は豚でも活躍できる豚になればいい」のとおりでした。
引退
【オリオン村査定】 3200万円 → 任意引退 ※10/22に引退表明
誰が見てもの引退表明となりました。
何らかの形で球団に残るとの話がありましたがコーチ就任は無くスカウトも無さそう、今後の報道が待たれます。
お疲れ様でした、この冬は11年間の疲労を癒やして次に期してください、新たな道での活躍を楽しみにしています。
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