記事のとおりにド正論、佐々木について「もし球団がポスティングするなら幻滅します」「優勝する気ないんですか?」とは里崎です。
ポスティングには夢を叶えさせてあげたいとの声がある一方で時期尚早だ実力不足だ実績不足だ恩知らずだとの声が現時点では大勢を占めていて、これはファンだけでなく球界OBもそう、野茂のときのように活躍したら華麗に手のひらを返すのでしょうが、しかしそんなことより突き詰めれば里崎の視点となります。
これが25歳のオフであればそれなりの譲渡金が発生してチームを強化できるトレードオフと割り切ることもできますが、今オフや来オフであれば踏み台としてメジャーに主力を献上するだけであって、球団に優勝する気があるのかと疑われても仕方がないでしょう。
明確な密約があれば昨オフにあそこまで揉めたのがおかしく、そしてあの揉め事をまたやるのが億劫で放り出したくなる気持ちも分からなくもないですが、しかし優勝を目指しているのであればそこは我慢をして耐えないと、大人の振りをして認めればロッテファンにそこを責められるのは避けられません。
さあ大変だ、そもそも佐々木がこのオフにと考えているかが不明ですが色めきだっているのがメジャーばかりで佐々木周辺の動きが聞こえてこないのが諦めたのか既に合意しているのか、25歳まで待てないならこのオフにが主義主張ですがなったらなったで幻滅することになるゴングが鳴るのはもう少し先となります。
本音は・・・
その佐々木はプレミア12のメンバーに選出されませんでした。
井端監督は「途中けがとかもされていましたので」とその体調を慮りながらも「さらにいいパフォーマンスを出してくれる投手がいた」と佐々木のプライドが傷つくような発言も、本音としては11月はそれどころじゃねーだろ、と騒動に影響されたくないのではないかと思ったりもします。
ともあれプライドはさておき、今さら世界へのアピールの必要を感じていないであろう佐々木サイドとしては願ったり叶ったりではあるでしょう。
休ませたい・・・
侍ジャパンに選ばれたのは鈴木、横山、佐藤です。
フル回転でキャリアハイの鈴木、横山もそうですし捕手という負荷の大きいポジションで規定打席に到達した佐藤はできれば休ませてあげたい、それほど意味のある大会とも思えませんし、しかし本人たちには目指していた代表チームに喜びが大きくそれを無下にすることもできません。
時期的に屋外球場が厳しそうですが台湾なら暖かいのか、どうあれ佐藤もそうですが投手二人が過負荷にならないよう心から祈るばかりです。
秘密兵器で・・・
宮崎ではメルセデスが3回をノーヒット零封、でも2四球に4奪三振とまるで本格派のようなピッチングでしたが出番があるとしたらFinalステージで、その相手となる柳田、山川、柳町を含む鷹打線を相手によさげな前哨戦、そこそこの手応えを感じているでしょう。
二番手以降は本来の目的にそぐった木村、生き残りを賭ける廣畑、二木、秋山が零封を継続するも最後に田中楓がツーランを浴びて悲喜こもごもでした。
打撃陣では前日に欠場でもしや北広島に飛んだかと思っていた山口がスリーランをかっ飛ばして出番があるとしてここぞで痛い目を遭わせてきた鷹対策の秘密兵器で福岡かな、それ以外で野手にいわゆる調整出場は無く再契約の可能性も無さそうな菅野の姿も無く、まあ普通の二軍戦です。
布陣は寺地がDH、山本が外野と元サヤで安田が二軍でファーストとサードを彷徨ったように徹底して何かをやるとの姿勢は見られず、この件については戻してよしですが今日のサードは平沢、平沢をどうしたいんだろうサードをどうしたいんだろう、ここで平沢には前日の山本がただのお遊びに思えてしまいます。
自分としては見切った感がありますがこの宮崎は徹底してサード上田じゃないのと、不幸にも安田が合流するまでは、このフラフラが面白くありません。