終戦記念日、じゃないよね

あっさりと日本ハムに負けて、ただの弱いチームで首位に挑む週末となります。
佐々木が打球を左足の内側に当ててまさかの16球降板、スクランブル登板の坂本がそのイニングは抑えるも今季初のイニング跨ぎで潰えました。
その直前には高部が盗塁の際にまた右膝を痛めて交代となって踏んだり蹴ったり、そもそも右膝は水が溜まり続けてやっぱり無理をしていたようで、もし「僕自身はいけるので大丈夫です」が起用している理由ならば「本人はいけると言ったんですけど」「トレーナーの判断で降板」との温度差が気になって、もちろん投げられても例えばバントでダッシュしたときに危ういかもとの判断が間違っているわけではありません。
この「トレーナーの判断」って上肢コンディション不良のときも聞いたフレーズで、この人って球団の人なのか佐々木の取り巻きなのか、ともあれアキレス腱の近くらしく大事ないことを願うばかりで、試合終盤にベンチにいる姿が映っていてチームドクターの「そんなに大きなケガにはなってない」との言葉にすがります。
ところでなぜ終戦記念日なんだろう、記念という表現に違和感があって終戦と言うよりは敗戦ですし、そしてロッテファンにとっての今日は愛甲の誕生日です。
余談ですが投手交代に出てきた新庄監督はパーカーでした、ユニフォーム姿にこだわりがあったはずなのに、球界の汚染が止まりません。

ストレートが寂しい

アクシデントが無かったとして佐々木が加藤貴に投げ勝てたか、そこは微妙ではあります。
僅か16球でしたしストレートを引っ掛け気味でゾーンに入ってこなかったというのがあったにしても空振りが無いのは相変わらずで、スライダーやフォークが中心なのもそう、ここのところでストレートを狙われていると感じてのものかもしれませんが寂しい、寂しいです。
次がどうなるかは明日の状態によってで別の形で夏休みに入る可能性もありそうな、トレーナーが無理は許さないでしょう。

坂本はしゃーない

スクランブル登板でイニング跨ぎの坂本は状況的にしゃーない、6失点で防御率が一気に5点台がむしろ気の毒です。
とは言え全体的にボールが高く、あれでは軽々とレイエスに流されたのも必然でしょう。
それにしても先日は上川畑にやられて水野にもジャストミートを食らってこちらのちびっ子は長打とは無縁なのに、何が違うんだろう、羨ましすぎです。
前日にベンチの信頼を失ったように思えた中村稔が3回1安打無四球で少しは挽回できたかな、点差で相手が雑になっているのは差し引かなければなりませんがロングでこそ持ち味を発揮できて次にまた先発が足りなくなったらショートスターターとしての中村稔が見たいです。
菊地はもう2~3キロを上乗せできれば見える景色が変わってきそう、この秋は血反吐を吐くほどに走り込んでください。

先乗りしたのかな

打撃陣は初回のチャンスに佐藤再びとは成らず、その後はまずまず出塁するも加藤貴の術中にはまりました。
顔ぶれは順番を入れ替えただけで変わらずポランコ不在で迫力不足、ポランコは言うほど左腕を不得手にしているわけではなく数字だけで言えば藤原の方が苦しんでいてそれでいて藤原がスタメンでポランコがベンチはおかしい、怪我などでなければよいのですが、こういった不整合は珍しくもありません。
しかしなぁ、ストライクをどんどん投げてくる加藤貴ではあっても早打ちが過ぎて高部、藤原を上位にしたら7球で三者凡退とか下位がどうにもならん、さらに高部に代わって愛斗となれば拍車がかかって石川慎もそこそこ飛ばしてもあともう少し、力負けでした。
荻野が3安打猛打賞に唯一の打点を叩き出して気を吐きましたが代走和田、は試合を諦めたも同然で、それならば中村稔と同じくどうせ福岡の最後まで投げられないのだから七回から菊地の2イニングでもよかったような、国吉がもったいない、九回は代打田村、大下、池田でよかったです。
欠場のポランコと角中はベンチ入りは名前だけで先乗りで福岡入りをしたに違いない、チームも札幌からならこの台風で着かないなんてことは無いでしょう。

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◆8月15日(木) 日本ハム−千葉ロッテ21回戦(日本ハム14勝6敗1分、18時、エスコンフィールド、33,020人)
▽勝 加藤貴 20試合6勝7敗
▽敗 坂本 30試合1勝2敗
▽本塁打 水野4号(坂本)、レイエス12号(坂本)

▽バッテリー
千葉ロッテ 佐々木、坂本、中村稔、国吉、菊地—佐藤
日本ハム 加藤貴、山本拓—伏見

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