サイクルを逃すも佐藤がMVP

ド派手に目立ってくれました。
ヒット、ツーベース、スリーベースと三打席でお膳立てをしたサイクルヒットこそ逃しましたが、5安打2打点の佐藤がMVPを獲得です。
先に近藤が5本目のヒットを打ってプレッシャーがかかる中で見事に細川のアシストもあってのツーベースで長打が4本、ヒットと打点が同数だったため長打、塁打が上回ったのが決め手となったのでしょう、素晴らしい、ロッテでは1989年の村田以来のMVPで歴史にその名を刻みました。
まだ生まれていなかった佐藤としては「ロッテの名前が消えるんじゃないかというくらいさかのぼってしまう」はそんな感覚でしょう、しかしロッテの成立はそのさらに20年前の1969年となれば言い過ぎは言い過ぎで後で突っ込みが入っているかも、どうあれ記念グッズの発売は必至です。
これで周りの見る目もロッテの正捕手は佐藤となって、MVPをかっさらったのと同じく首位打者を近藤から奪えるような後半戦を期待します。

岡がまた放り込む

そして岡も2試合連続アーチの離れ業です。
これはMVPよりもさらに昔の1983年、落合以来41年ぶりのこれまた球団史に名を刻む快挙で初出場での達成は史上二人目、とにかく凄いです。
もったいない、公式戦に取っておけとも思ってしまいますがそれはそれ、オールスターで2発を放り込んで公式戦で二桁に届かないなんてそんな恥ずかしいことはできないってことで最低でもあと4本、キャリアハイを目指して頑張ってください。

ロッテ勢、頑張る

欠場かと思っていたポランコが代打でヒットを打って鈴木も1回零封はヒットは打たれましたが内野安打でしたし、前日のメルセデスも含めて5人が5人とも誰一人欠けることなく活躍できたのが喜ばしい、出て欲しくはないですが出たからには名を売る機会にきっちりと結果を残しました。
そんな中で鈴木が守りに足を引っ張られまくりましたがそんなの慣れっことばかりに、メンタルの強さを見せたのも喜ばしいです。
さておきポランコが心配ですが当然に後半戦はよーいドンでスタメン復帰でしょう、そうでなければ吉井監督は責任問題が避けられません。
出場した選手もそうですが観ていたであろうチームメイト、そしてファンともども気持ちよく後半戦に突入できるわけで、まずは眼下の敵を蹴散らすのみです。

乱打戦

それにしても昨日が両チーム合わせて33安打で今日が44安打、投高打低はどこにいったのか、これもオールスターならではなのでしょう。
一球速報を見るとそこまででもないですがやはりストレート中心の配球となって、また勝手知ったる捕手と組むわけではないのもリードの差に出て持ち味を引き出しきれないってのもありそうな、そうなると打者有利となってもおかしくありません。
もっとも常にそうかと言えばそうでもなくやはり今年が異常だったのか、初戦の33安打は球宴史上タイ記録で二戦目の44安打が新記録の乱打戦でした。

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