お客様は神様です

最近はカスハラなどで疑問視されているフレーズですが、白星を貢いでくれる獅子は神様みたいなものです。
今日も中盤まで競った展開ながら終わってみれば一方的な試合となって、これで球団記録をさらに更新する開幕11連勝はさすがにスポーツ紙も次を意識し始めてパシフィックでは12連勝、NPBでは13連勝が最多とのこと、今月末の地元で新記録といきましょう。
表情が死んでいる渡辺監督代行は細かなミスを愚痴っていましたが自分に言わせればヤンとは違って左打者を抑えている菅井ではあれ左腕を得手にする佐藤にまた左をぶつけた采配ミスもあるんじゃないのと、あの追加点が大きかった、松井監督より勝率が低い渡辺監督代行にはどうかこのままでいてください。

あと一死

しかしその追加点が波乱の幕開けでした。
本来であれば嬉しい追加点がこのカードでは先発にとってマイナスに働いて小島、隅田、そして中森も直後に失点して勝ち投手の権利を逃す悔しさよ、あと一死、しかし今日はあまり調子がよくありませんでしたし前のイニングでフラフラし始めてあそこが我慢の限界だったでしょう。
元々がコントロールが精緻というわけでもない中森は際どいところに手を挙げてもらえないってのがあったにせよばらけ気味で、球数が増えてクソ暑くて体力も削られて、それでも四回まではなんとか凌ぎましたが五回は外崎への四球が痛かった、悔しいでしょうが学びとしてもらいたいです。

たった一死

継いだ横山は捉えられた打球が野手の正面を突いてラッキー、僅か3球の一死で勝ち投手です。
こういったケースでは内容を評価して勝利投手を決めるはずで、より長いイニングを投げた国吉でもよかったように思いましたが点差が開いての国吉に対して走者を背負っての横山で横山を評価したか、続いて今日もVネックのコルデロ、廣畑、西村と零封リレーでした。
コルデロはここまでを見る限りではグラウンダーなのか微妙に走者を背負うも併殺で切り抜けて、まだ3試合3イニングですが奪三振はゼロです。
何だかんだで廣畑が「二保の穴」を埋めて次は誰だ、今日に二木が二軍で3回1安打零封の43球で交代したため来週後半に一人足りない先発に抜擢するのかブルペンデーにはめ込むのか、半端ない暑さにやりくりが大変で、今日に鈴木と益田を温存できたのも喜ばしいです。

気持ちよい週初

打撃陣は獅子アドバンテージがあったにせよ今日も二桁安打でこのカードは30安打、気持ちよく打ちまくりました。
お立ち台の藤原は2本の三塁打で3打点、モデル角中で長打を捨てたかとも思っていましたが逆に追い込まれても粘れる自信で追い込まれるまでは今まで以上に思い切り振れているのかもしれず、ライナー性の打球が多いためどうかとは思いますがそのうちスタンドインもあるでしょう。
ただ一本目は松原の拙守で打てない守れない、巨人の控えは他球団ではレギュラーなんて言われた時期もあってしかし現役ドラフトの北村もイマイチですしそういう意味では守りに難はあっても石川慎をチョイスした眼力を誉め称えよう、そして次に控える重信らもダメに違いないです。
流れとしては苦労して2点差まで迫ったのに5球で突き放されて千尋の谷を這い上がれない獅子、ポランコと荻野の一発がバンザイでした。
荻野の代打ホームランがキャリア初は意外ですがそもそも代打の機会がそこまで多くはなかったでしょうし、13年連続アーチで50発にリーチです。
バットは好調の藤岡が五回、3打席で交代はまだ本調子でないのかしかし小川が負けじとヒットを打って、このバチバチも素晴らしい、注目していたサードは安田で左腕に代打は大下でどうも選手会長の扱いが変わっているのか変わらないのかよく分からん、ともあれ気持ちよく週初を迎えられます。

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◆7月7日(日) 西武−千葉ロッテ11回戦(ロッテ11勝、17時、ベルーナドーム、20,789人)
▽勝 横山 19試合2勝1敗2S
▽敗 ボー 10試合1勝6敗
▽本塁打 ポランコ11号(菅井)、荻野1号(菅井)

▽バッテリー
千葉ロッテ 中森、横山、国吉、コルデロ、廣畑、西村—佐藤
西武 ボー、菅井、中村祐、豆田、佐藤隼—牧野

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