ロッテにマーティンが誕生です。
しかしレオネスの復帰ではなくアンディはレオネスの弟で、今季はここまでBC茨城に所属していて育成枠選手としての契約です。
似ていると言えば似ていますし言われなければ分からない程度ではあって大嶺兄弟は似ても似つかなかったですし、まあそんなものでしょう。
体格はレオネスとほぼ同じで188センチの95キロと巨漢でちなみに右打ち、36歳のレオネスの弟で20代後半かと思ったら今季で24歳はかなり若いです。
経歴は大学卒業後にコロンビアリーグに所属して今年の5月下旬にBC茨城に加入、イメージとしては大卒社会人ぐらいに思っていればいいのかもしれません。
経緯が気になる
僅か1ヶ月ちょっとでBCリーグから育成枠での契約であれNPBって何なんだろう、めっちゃ打っているのならまだしも11試合で.216の3発はリーグのレベルを考えれば微妙な数字で、直近の試合では五番でレフト、入団の3日後からずっと試合に出続けてクリーンアップがほとんどでした。
あまり血縁にこだわらない、と言いますか大嶺兄弟以降はむしろ避けている感のあるロッテでしかしこの経緯からしてもしかしたらロッテの依頼でまずBC茨城を経由したのかとも思いましたが本当のことを語っているかはさておき、GMによれば青田買いだったようです。
自らも1年のブランクを経てメキシカンリーグに復帰してそれどころではないのかもしれず更新が5月末で止まっていて現時点でレオネスはこの件に触れておらず、しかしBC茨城に入団の際には「弟がいつか僕のような千葉ロッテの選手になれるよう応援してください」とTweetしていました。
ところで国籍はどこなんだろう、出身地がキューバとしかなくキューバ国籍であれば政府絡みとなって面倒くさい、でも政府絡みなら勝手に移籍とはできないはずで大学もアメリカだし、と思ったらさっそくWikipediaにページができて亡命済みとのことです。
育てられるかがもっと気になる
はっきり言って、助っ人にとってロッテの育成枠は墓場です。
見落としが無ければ最初が2009年のムニスで2010年に林彦峰、2011年に蔡森夫でずっと空いて2020年にフローレス、アコスタ、E.サントス、2021年にペラルタ、S.サントス、2023年にフェリス、アポステルと獲ってきましたが支配下選手登録をされたのはムニスとフローレスだけです。
まあアポステルは取り組みにクエスチョンだったにしてもどう考えても素材型で1年でどうこうできるとは思えなかったフェリス、アポステルを1年で見切ったりしてもうロッテは助っ人の育成枠選手を獲るべきではないとは自分的な結論で、よって不安を強く感じるのは必然でしょう。
マーティンはマーティンだけに適当な扱いをするとも思えませんがかと言って無条件に使い倒されるのもそれならば藤田を使って欲しかったりもして、これも嬉しい悲鳴の一つなのか、ともあれ鎌ケ谷でまず動きを見てからあれこれ考えることにします。