第一の刺客、楽天に連勝です。
交流戦の優勝でぐいっと上がってきた楽天ですが実はリーグ戦では全球団に負け越していて、分かっているのか空席の目立つ三塁レフト側、とは言いながらもロッテは五分でのこのカードに楽観視はできなかったため望外でもないですが西野、中森で勝てたのは大きい、このままCS圏内の足固めといきましょう。
2連戦のため明日がお休みで週末は第二の刺客となるオリックスを迎えるわけで、しかしオリックスもあっさりとソフトバンクに連敗して自力優勝が消滅してスイープを食らっても引っくり返されることは無くなりましたが油断することなく、とどめを刺すぐらいのつもりで臨むのみです。
その初戦、金曜日は石川歩なのかそれは思わせぶりのままに小島なのか、カスティーヨとペルドモに相まみえることとなるのか、空模様も気になります。
益田が球団新記録
益田が珍しくも三者凡退で、小林雅を抜く球団新記録の228セーブとなりました。
通算記録では巨人時代に1セーブがある小林雅と並んだ状態ですがさすがにこれは抜けるでしょう、コーチ時代にあれこれ言われたようで益田からではなく小林雅から連絡がありそうな、ともあれおめでとう、名球会はあと22でまだ遠くはあってもいろいろな意味で今季中に何とかしましょう。
先頭の浅村が初球を打ち上げてくれて助かった、映像で確認してみたらほぼ真ん中じゃん、続く同期入団で今日は3安打猛打賞の鈴木大を打ち取って最後は空振り三振に切って取って、やっぱ先頭だね、例によってボードはライトスタンドに向けて掲げて明日にも記念グッズの発売となりそうです。
中森が先発初勝利
そして中森が先発としてのプロ初勝利です。
あれが非常識なストレートなのかそれほど球速が出ていなくても各打者が差し込まれていて、緩急を付けられていたのもよかったのか、逆球もままあって精緻なコントロールとはいきませんでしたが中森にしては今日はまとまっていたように思います。
球数も多くはなく六回、七回までいけるかと思いましたが五回にかなり投げてしまってそれでも六回途中89球での交代は意外で、鈴木大にマルチとやられていたのがあったにしても二死無走者でってのはどうよ、前日と同じく左打者に坂本のお試しが必要ではあっても中森に任せる大事さに比べれば些末に思えてなりません。
ちなみにもしかしたら今季初のユニフォーム姿でマウンドに向かった吉井監督、暑くなったからか苦情がようやく届いたか、続けてください。
さて明日にどうする、先発の頭数が足りないため来週は6試合ありますし抹消しないで欲しい、もし金曜日が石川歩でも東妻を抹消しても残した二保がいます。
ポランコがガン!ガン!
打撃陣はかつて苦手にしていた岸をここのところはさほどでもなくなって、ポランコの二打席連続アーチで沈めました。
いや、攻め立てながらも七回まで引きずり降ろせなかったことでかつての攻略しきれずに立ち直りを許して追い付き、追い越されるを危惧したのが実情で、そこは中森、坂本、もうあの場面で使われるのか西村、圧巻の鈴木、益田と凌いで、でも追加点は取れず、とにかくポランコ様々でしょう。
先月の不調を引きずっていてソトの都合もあっての欠場もそこそこあって、そんな状況でも山川の長期足踏みもあり本塁打王争いが射程距離権に入って量産モードといきたい、引っ張りはもちろん流しても打った瞬間でしたしパワーを魅せつけて頼もしい存在です。
一打席目の打率が3割を超える岡がいきなりかましたのも大きくここは固定して欲しい、二番角中もそう、悩ましいのは二遊間です。
セカンドは藤岡ではなく打てなくなったのに小川は守りを優先ということではなく藤岡がベンチ外の消去法っぽく、またどこぞを痛めたのか、このまま藤岡が出たり出なかったりが続けば金田、勝又、松石は先の話ですし倍率が下がりそうな気配のある宗山へのまさかの入札となるかもしれません。
友杉はお疲れ気味か間に合わないゲッツーを焦っての落球にバント失敗と茶谷が代われないのがしんどい、でも吉井監督はチルドレンを育てるつもりで使い続けそう、飛び付いての好守はあってヒットも打ってここが正念場を何とか凌いでもらいたいです。
作戦で気になったのはやはりバント絡みで二回無死一塁で高部に送らせなかったのは次が小川、友杉が理由であれば打順の並びを間違ったことになりますし、もろバントではなくてもセーフティーで揺さぶるなどがあってよかったのではないかと、中盤以降に抑えられてのもしやがあっただけになおさらです。
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | 安 | 失 | |
楽天 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 6 | 1 |
千葉ロッテ | 2 | 0 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | X | 4 | 8 | 1 |
◆6月26日(水) 千葉ロッテ−楽天11回戦(ロッテ6勝4敗1分、18時、ZOZOマリン、22,681人)
▽勝 中森 2試合1勝
▽S 益田 20試合1勝2敗10S
▽敗 岸 11試合2勝7敗
▽本塁打 ポランコ8号(岸)、9号(岸)
▽バッテリー
千葉ロッテ 中森、坂本、西村、鈴木、益田—佐藤
楽天 岸、津留崎—太田