ロッテ2026年問題

中村奨は抹消されませんでした。
最短であれば10日間、3カードの欠場となりますが交流戦休みがあることで2カードで済む、しかも来週の前半は2連戦で仕切り直しと言いますか自らを見つめ直すには絶好のタイミングだと考えていましたが、まあ明日に抹消すればギリ同じですがきっとベンチにはそもそも抹消の選択肢が無いのでしょう。
このままズルズルと秋まで引っ張ることでチーム、本人、ファンのいずれもが幸せにならないなんてのを超越する、人知の及ばない現実が残念すぎます。
さすがに上田を使わないってのが当面にあるとは考えたくもなく、そうなればDHソト、レフトポランコ、角中ベンチという最善とは思えない布陣をまた見ることになりそうで、しかも4年契約がまだ来季、再来季と残っている恐怖にどう打ち勝とう、佐々木とともにのロッテ2026年問題です。

ファースト挑戦

中村奨はどれだけ打てなくても拙守を重ねても一軍ですが、石川慎はさくっと二軍落ちです。
前回もそうでしたが今回もしょーもないエラーの後だったことで懲罰でもないですがその守備力を何とかしてこいとの思惑が強そうで、下手なら実戦で場数を踏ませればいいのにと春先のDHに苦言を呈していましたが一度目の降格後は昨季にゼロだったレフトを守るケースが増えて、二度目はファーストを守っています。
もう外野は無理、とさじを投げられた感があって石川慎にとってよい流れではありませんが、それでもファーストは守れないものかと考えていたのも実際のところで試みとしてはよい、ただファーストは助っ人が守るケースが多いため簡単と思われがちですがそうでもありません。
一二塁間のゴロを捕るべきかベースに入るべきかの判断を瞬時に求められますし刺殺で守備機会が一番に多いのがファースト、かつライトからの中継の役割もあって、高校のときに経験はあるようでプロ入り後も二軍で何試合かはありますがほぼ素人みたいなものでしょう。
さらにはファーストが空いている、どころか逆に混雑していてそれでもDHよりはマシか、この茨の道をクリアしてまた一軍で活躍する石川慎を待ちます。
その石川慎に押し出される形で降格直後はファーストだった安田がサードに回ってこれが本人にとってプラスではなくむしろマイナスではないかと、聖域がそのままであればファーストとしての経験値を稼がなければならないはずで、またしても周りの都合に翻弄される安田という構図に見えてしまいます。

イーシャンテン

一軍で好投してすぐに抹消されて次はいつ投げるのか、の唐川はその期待とは裏腹に消息を絶って、ようやく姿を見せるも1イニングだったりしてきっと故障していたに違いない、徐々にイニングを伸ばしてようやく今日は5回57球で先発としての目処が立ちつつあります。
相手が新潟というのもありこの球数では一軍には物足りませんが続投とならなかったのは他のメンツの都合もあったと思われ、西村、中村稔、澤田、岩下ってどんなリレーだよ、一軍であってもおかしくないこの中から週末の福岡に合流できるかどうかかなりなポイントになります。
49球でのプロ初勝利の高野脩が昨日はベンチ入りをせず、そして今日に抹消されるというバタバタはしかし二軍戦との前後関係でそれが前提とは考えづらく、誰かしらが合流するなら二保が明日にでも抹消されるが妥当ですが二保だけに生き残るか、ともあれテンパイではなくもイーシャンテンではある唐川でしょう。

怖さはあるけど痛みは無い

藤原も虎視眈々です。
珍しくも全治3ヶ月より早く復帰してしばらくは快音が聞かれませんでしたがここにきて調子を上げて、一軍復帰に向けて意欲を見せています。
状態は自己申告を信ずれば「怖さはあるけど痛みは無い」、DHで始まったものが外野も守るようになって盗塁も決めてこの軌跡であればほぼほぼ大丈夫にも思えますが今日はDHでしたしベンチが手綱を締めているといった状況か、であれば今季の初出場はもう少し先になるかもしれません。
高部、岡が好調で中村奨の都合でポランコが守る、あるいは角中、荻野だって、と一軍の外野陣に藤原を焦って求めるニーズが無いのもあって、愛斗や和田と入れ替えてもスタメンでなければ無駄な時間にもなりそうな、ただ藤原もミニ聖域の雰囲気があってそういった事情を吹っ飛ばしての昇格はありえます。

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