交流戦の初戦は今季2試合目の降雨コールドでの勝利、五回裏を終わったところでベストな省エネ白星となりました。
昨晩の予報では昼過ぎに強く降るもいったん止んで試合前ぐらいにまた降り出してでも雨量は1ミリ程度で心配していなかったのですが、それが朝になってみれば終日の雨でちょっと降雨量が増えて、しかし実際はスマホがピコピコ鳴るような20ミリ以上の雨にもなったような、家から一歩も出ていません。
そんな雨よりも自宅周りは台風のような風が唸っていて神宮はどうだったんだろう、ともあれYouTubeでは映像を見付けられずラジオ中継も無く一球速報頼りのスコアテーブル感想ではありますが、パパッと気が付いたところをかいつまんでまとめてみます。
小島粘投
小島が西野、佐々木に並ぶチーム勝ち頭の4勝目を手にしました。
ただ5回7安打3失点は95球も投げて数字を見ればとても好投とは言えない完投勝利で、防御率1点台の吉村も乱れましたし雨の影響でボールも滑って風が強ければ疲れも早めに出たと思われ、そんな中で7奪三振でギリギリ凌いだ粘投はそれはそれで収穫でしょう。
いきなり先制されて二回は連続ツーベースを浴びて、しかしそれで点が入らなかったってのは何なんだろう、オスナの走塁がしょぼかったのか捕れそうな打球だったのかそれとも山田の走塁が隙を突いたものだったのか、ここでまた勝ち越されていたらヤバかっただけにラッキーとしか言い様がありません。
反省点は長岡に3安打1本塁打2打点とやられたことでまた千葉出身かよ、左の内野手ということで田宮や石橋とは違ってドラフトのときに気にかけていた選手ではないものの、やっぱ下位指名の地元選手にやられるのは面白くない、明日明後日はきっちりと抑えてください。
小川の勝ち
打撃陣は5回で11安打5得点、はい、文句の一つもありません。
5回コールドで岡が4タコってのがあれですが他は満遍なくヒットを打って、それでいてこちらも小島込みにしても8つの三振を喫して雨風で打者も見づらかったのかもしれず、さておき点の取り方がよかった、先制された直後に追い付いてピンチを凌いですぐに勝ち越して、しかも2者連続で放り込んでのお祭り騒ぎです。
雨の神宮と言えば里崎ですが、てか神宮で雨が降りすぎ、そして両チームで5回で4アーチはさすがパークファクター最悪の球場です。
サード安田のスタメンも当たって2安打に犠牲フライで分母が小さいためあっと言う間に打率は.286と明日はクリーンアップかな、中村奨だったら笑いましょう。
小川vs吉村の後輩先輩対決は2安打1打点で小川の勝ち、同点に追い付いたスクイズは初球から構えての4球目でどういったサインだったのか小川の発意だったのか、守りでも前進守備できっちりとホームで刺して、友杉もタイムリーを防ぐジャンピングキャッチがあったようで守り勝ちでもあります。
五回の無死満塁に犠牲フライで1点しか取れなかったのは雨足が強まって敢えて取らなかった、早く試合を進めるための作戦だったと思うことにします。
さあ、10連勝だ!
今日に勝っての9連勝は2006年以来18年ぶりとのことで、よってブログを始めてからの最長連勝となりました。
こうなったらもう二桁連勝しかないでしょう、明日はやはり4勝目を狙う種市です。
小島みたいなことを言ってバッティングに気が回るようなピッチングができれば余裕で抑えられるはず、ちなみに小島は今日でプロ通算12打席9打数2犠打1四球7三振、種市は5打席4打数1犠打1三振、いずれもプロ初ヒットには至らず種市が先んじたら小島に自慢しまくりそうです。
神宮に強いデータがあるポランコは明日の小川にも昨季に3打数2安打1本塁打で今日に2安打1本塁打2打点の角中とさてどっちだ、角中は活躍しても翌日はお休みのケースがままあるのでポランコになりそうな、ガツンと一発をお願いしたい、ソトとのアベックアーチを見せてください。
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | 安 | 失 | |
千葉ロッテ | 0 | 1 | 3 | 0 | 1 | 5 | 11 | 0 | ||||
ヤクルト | 1 | 0 | 1 | 0 | 1 | 3 | 7 | 0 |
◆5月28日(火) ヤクルト−千葉ロッテ1回戦(ロッテ1勝、18時1分、神宮、25,602人)
▽勝 小島 9試合4勝3敗
▽敗 吉村 8試合4勝3敗
▽本塁打 長岡3号(小島)、角中1号(吉村)、佐藤1号(吉村)、サンタナ7号(小島)
▽バッテリー
千葉ロッテ 小島—佐藤
ヤクルト 吉村、星—中村