小沼と石川のトレードが発表されました。
とりあえず編成部が仕事をしてくれていたのが一番の収穫で、タブロイド紙のネタは当たらずといえども遠からずと言ったところでしょう。
巨人が求めていたのは力のあるストレートが投げられる中継ぎ、で国吉の名前が挙がっていましたが今季に一軍で登板できておらずさすがに名前がある選手が大好きな原監督でも球団を説得できなかったのかもしれず、どうあれ小沼にとっては大きなチャンスです。
プレシーズンに結果を残しながらも開幕一軍を逃してようやく5月に昇格するも4試合で防御率9.00、先日の炎上が記憶に新しかったりもします。
二軍でも防御率4点台とピリッとしませんが数字よりも150キロを投げられる資質を買われたのだと思われ、そうであればロッテにいるよりはよいでしょう。
飽きっぽいのが難点ですが新しもの好きの原監督はすぐに使ってくれるのではないかと、まずはそこでアピールしての生き残り作戦が始まります。
いらっしゃい石川
石川改め石川慎は二軍で規定打席には届かずも100打席以上で.358と打ちまくっていて、しかし秋広の台頭などがあって今季の一軍出場はありません。
よってトレード候補としてどこかに行くだろうと言われていてそれがロッテとは、野手の補強はウエルカムですが大物打ちでもない外野手が補強ポイントかと問われればやや微妙だったりもして、裏を返せば荻野、高部の復帰の目処が立たないのかもしれません。
すっかりと流行りとなっている巨人からの移籍で吉井監督とも日本ハム時代にかすっているのでキャラ的にも入り込みやすそうではあり、大下を抹消して三木を上げなかったのはその役割を石川慎に担わせるつもりなのか、いきなり引っ張り上げるかどうかが注目でしょう。
噂によれば肩はそこそこ強いものの打球判断やクッション処理など外野手としてのセンスは無いらしく、強風のZOZOマリンでやっていけるのか、典型的な二軍の帝王ではないかとネガティブな感じが先走りますがここ数年のトレードは成功続きとなれば石川慎にもサプライズな活躍を期待したいです。