日本ハムと中日のトレードが発表されました。
ともにまだ交流戦の残り試合がありますが直接対決が終わったことで、全日程終了を待つことも無かったのでしょう。
それにしても日本ハムは昨オフからの動きが激しく獲ったばかりの齋藤綱を放出とはめまぐるしい、木下が先日のロッテ戦での骨折離脱で捕手を求めた中日主導のトレードに思えますが山本拓、郡司は宇佐見が二軍でくすぶっていたことを考えれば日本ハムによさげな補強に見えます。
中日は石橋をメインに据えるにしても故障上がりだけに不安があるのだと思われ、無償で譲渡したロッテ、そして加藤匠には哀しい現実となりました。
郡司はどうなんだろう、外野手と捕手を行ったり来たりで日本ハムはどちらのつもりなのか、こうなってみると千葉出身のマリーンズジュニアで仙台育英では平沢と同期にロッテの指名が噂されていましたが、その郡司でも海野でもなく佐藤都を大学生捕手の一番手で指名したロッテの眼力がここまでは吉と出ています。
無いだろうけど期待したい
さてロッテに動きがあるかと問われれば、きっと無いだろうと半ば諦めています。
これまでシーズン中のトレードで終盤戦の力強い戦力を加えてきましたが、それで他球団から警戒されて動きづらいところもあるように思えます。
タブロイド紙に巨人と言いますか原監督が国吉を欲しているなんてネタがありましたが一時期のイップス疑惑を克服はしても二軍で16回2/3を投げて12四死球、防御率6.48ではさすがに巨人の編成部が首を縦に振るとは思えず、原監督が押し切ったとしてもロッテ側として魅力的な補強にはならないでしょう。
二軍でくすぶっているという点では佐々木千、鈴木、中村稔などはよほどでないと踏み出しそうにもなく、菅野、もしかしたら平沢あたりにニーズがあるのかどうか、もっとも山本大、福田光での坂本、西村がここまで活躍してくれるとは想定外だっただけに立ち止まらずに動いて欲しくはあります。
もし動きがあるとして投手か野手かとなればチームとして必要なのは野手が優先ですがスタメンを張れるクラスはなかなかに困難で投手同士になりそう、それも目先ではなく例えば佐々木千と20代前半のまだ実績の浅いしかし素質は高そうな投手を獲るってのが吉井監督っぽく思ったりもしています。