薄氷のブルペンデー

森が背中の張りで先発回避となって中2日で再びのブルペンデーは、序盤の1点差ゲームに中盤の追加点で楽勝ムードかと思いきや終盤に失点を重ねてヒヤヒヤの逃げ切りは吉井監督が「頭の中が疲れきりました」と、最下位チームに星を落とすこと無く危機を乗り越えました。
ベンチ入りメンバーってどの時点で提出するんだろう、11時半には回避が報じられていた森が名を連ねて益田が外れるという報道を信ずれば疲労を考慮らしくも間隔は空いていて今週に既に3試合投げたのが理由か、どうあれ雨と西野の完投勝利に救われたところが大きかったです。
相手のミスもあり楽天だからこそではあってもこの勝利はデカい、スクランブル登板になった面々にはお疲れ様でした明日はゆっくりと休んでください。

廣畑が粘ってプロ初勝利

森の代役の岩下は前回に11球しか投げていないため一回りぐらいかと思いきや1回19球でのお役御免はそんな余裕あるのかよと抜けたボールが多くて異変でなければよいのですが、その前回と順番が入れ替わった廣畑が35球からの3回51球でプロ初勝利を掴み取りました。
岩下と同じく抜け球が少なくなかった代わり端に2四球が絡んで失点しましたが次のイニングに早打ちをしてもらっての三者凡退に助けられました、3イニング目に連打でピンチになるもゲッツーに最後は渾身のストレートでお立ち台に相応しい踏ん張りです。
二番手だったのは「前回先発で何もつかない場面で投げたので、(今回は)勝ち投手になれるかなと思って」と後付けじゃねーの、と思いつつも吉井監督の親心に応えてかなり疲れたでしょうが一生忘れられない思い出になったはず、ここから積み上げていく白星も最初の一歩があってこそです。
流れ的には坂本が左打者4人をピシャリと抑えたのが打線の援護に繋がったかなと、右のところでどうするかと思ったら東妻を突っ込んで2四球ながらも後続を断って2イニング目に二死からの失点がもったいなかったですがこちらも2回37球を投げてのイニング跨ぎの27球を頑張ってくれました。
澤村はなぁ、ペルドモが先にくるかと思いましたがいずれも紙一重の打球ではあれああいったピッチングを見せられるとグッズまで作りましたが腕組みを披露するケースはなかなか無さそうな、ペルドモもいきなり歩かせて3人目の劇場主らしくはありましたが来日初セーブをきっかけに持ち直してもらいたいものです。
さて廣畑はさすがに過負荷で来週に試合数が少ないこともあり抹消してもよいように思いますが火曜日に雨足が強まるのを期待するか、明日の動きを待ちます。

始まったら固定主義

打線はロッテファンとの噂もある黒川のトンネルもあって11安打6得点、きっちりと下位イジメです。
初球打ちの池田が口火となっての無死一二塁に中村奨がゲッツーを食らいましたがポランコが先制タイムリーと幸先よく先制して久々ヒットの佐藤都が叩き込んで、以降は瀧中を攻めあぐねましたが再点火は岡のツーベースで地元であればヒロインの一人になったでしょう。
終盤にもう1点でも取れていれば楽に手仕舞えたでしょうがもうひと押しができず、九回の岡の5打席目はサイクルヒットの期待がありましたがバントと堅実にしかし佐藤都の走塁死などで詰め切れず、このイニングでは四球を選びましたが仙台ではヒットを打てない平沢が足を引っ張りました。
あそこは茶谷かと思いましたが始まったら固定主義で小川が残っていましたが守りも考慮したのか、たださすがにそろそろきつい、予定とは違って2三振で退いた山口の合流が遅れる可能性があってもカード2本目の先頭打者アーチを放った山本は守りもいいですし入れ替えがあるかもしれません。
ポランコはどうしよう、ポロッとヒットは出ますが長打は無く身長未満にいつまで我慢をするんだろう、新助っ人を獲ればスパッと切り捨てるような気がしないでもないですがそういった動きがそもそもあるのか、吉井マジックにも限界があるでしょうから松本球団本部長には仕事をお願いします。

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◆5月21日(日) 楽天−千葉ロッテ7回戦(ロッテ5勝2敗、13時、楽天モバイルパーク、17,895人)
▽勝 廣畑 6試合1勝
▽S ペルドモ 19試合1S
▽敗 瀧中 6試合2勝2敗
▽本塁打 佐藤都2号(瀧中)

▽バッテリー
千葉ロッテ 岩下、廣畑、坂本、東妻、澤村、ペルドモ—佐藤都
楽天 瀧中、鈴木翔、宋家豪、西口、内、酒居—安田

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