開幕一軍メンバーが発表されました。
地元開幕カードの先発の分だけ中継ぎを突っ込むかとも思いましたがベンチ入りの頭数からして無駄と考えたのか、それとも福岡まで連れて行くだけ連れて行って必要に応じて入れ替えるつもりなのか、思惑は分かりませんがまずは29人でのスタートとなります。
顔ぶれを見れば妥当と言えば妥当、石垣島から二ヶ月間を戦ってきたわけで本来はサプライズがあってはいけない、そういう意味ではここまでの起用でほぼ見えていた陣容でやや意外にも思えるところはありますが口をあんぐりといった驚きではありません。
ただ今後はどうなるか地元開幕が決まりかと思っていた佐々木朗に吉井監督が「投げるとしたら中6日」とそれを受けて今日のライブBPを起点に早くて6日と報じたところもありどうするんだろう、中6日が基本であればメルセデスも西野も今日に二軍で5回1安打零封と持ち直した森も投げられず地元開幕投手の枠がポッカリと空いて、それは佐々木朗の特別待遇でメルセデスか西野がいきなり中5日でいくのか思わぬ伏兵が姿を現すのか、どうあれ妥当ではない4日が待っています。
投手
投手は12人、開幕カードで先発する小島、美馬、種市に加えてリリーフで佐々木千、廣畑、坂本、小野、カスティーヨ、益田、澤村、ペルドモ、中森です。
先発転向か、とも噂された佐々木千がさくっと名を連ねたのがちょっとだけ予想外で第二先発を意識したものなのか昨日に中継ぎで1イニングだったためそれが既定路線だったのか、ともにオープン戦で1試合のみの登板だった唐川が滑り込むかと思った代わりなのかもしれません。
左の中継ぎを2枚入れるかどうかを注目していましたが鈴木に競り勝ったのか坂本だけで中村稔も残念、一方で中森は無事に初の一軍となりました。
説明が欲しいとすれば守護神候補でもあったはず、とは見ているこちらの思い込みですが小沼が外れたことで、よみうりランドで投げたことからして体調不良でないことは間違いなく数字的に誰に蹴落とされたのか廣畑には負けていませんし、両助っ人や益田、澤村の名前に負けたのが真相かもしれません。
捕手
捕手の3人は松川、田村、佐藤都と鉄板でした。
二軍戦に出場していた佐藤都は報じられたとおりに福岡に合流して、寂しい数字のプレシーズンでしたがそれでも他の捕手が皆無に近い起用となればこれ以外に選択肢は無かったのでしょう、それよりも勝負は誰がどれぐらいに先発マスクを任せてもらえるかです。
内野手
内野手は藤岡、安田、中村奨、友杉、大下、井上、小川、茶谷の8人となりました。
開幕二軍もあるかと思っていた茶谷が喜ばしくも友杉、小川と3人とも入ったことで茶谷はショートではなく三木的なポジションの可能性はありそうな、まあ藤岡でしょうが右左にこだわって大関に対して右を据えるとしてもそれは茶谷ではなく友杉になるような気がします。
安田が低空飛行でその穴埋めは池田ではなく大下、は現役ドラフトが機能していると考えればよさげですが数字としては池田が上で、西村が外れたため新しもの好きということでも無さそうで、鬱憤晴らしでもないでしょうがガツンと今季1号を叩き込んで幕張で待ち構える、それが安田ではなくキャプテンであってもです。
外野手
外野手は荻野、藤原、角中、ポランコ、岡、山口の6人です。
これはもう平沢が外れた時点でこれ以外は考えられない、とは菅野、山本、西川がオープン戦以降はずぼっと二軍でもしかしたらの高部を断念すれば残った外野手の全てがぞろりと、角中もなんやかんやで.222は辛うじてチーム打率を上回って.185の井上が入るならと胸を張っているかもしれません。
その井上と右左の代打要員なのかポランコ次第ではDHでのスタメンがあるのか、高部の合流がGW以降にずれ込むようであれば何らかの動きが欲しいです。