サバイバルが始まる

石川ショックは宮崎で取材を受けた吉井監督がその流れの中で明らかにしたようなので沖縄の投手陣はあるいは報道で知ったのかもしれず、哀しくはあれライバルたちとすれば枠が増えたことになるわけで貪欲になりたいところ、しかしおそらくは知る前の岩下は前回のリベンジとはなりませんでした。
思っていたよりも本気だった広島打線に対して本人は「いい球もあった」と収穫をアピールですがどうなんだろう、映像を見ていないため何とも言えませんが内容はよかったのか、しかし立ち上がりこそゲッツーで凌ぐも先制してもらった直後に四球を絡めて引っくり返されたことで黒木コーチも合格とは言えないでしょう。
そんな岩下は種市とともに侍ジャパン予備登録メンバーは吉井監督が仕方なくロッテから選んだにしても世間に存在を知らしめる絶好の機会を逃すことなく、それこそこんなピッチングが続くようであれば浦和から侍ジャパンというわけにもいかずに「白紙撤回」にもなりかねませんので頑張ってください。

カスティーヨがデビュー

本邦初お披露目のカスティーヨは1回零封でゴロ3つと打たせて取るタイプのらしさを見せて、一球速報ではスプリットとされているボールがこれまで言われていたチェンジアップなのか、落ちるというところではフォークとともにだんご三兄弟なのでそこはあまり気にしません。
グラウンダーであれば荻野忠の例はありますが守護神とはちょっと違いそう、この手には欠かせない制球力はまずまずありそうです。
小野がまたしても失点したのが気掛かりですが小沼が2回パーフェクトと勢いが止まらず、高野もそこそこ荒れたようですが零封で生き残りを目指します。
野手で石垣島との入れ替えがあったのでこちらもそろそろ顔ぶれが変わってくるのか、底上げのためにもいろいろと試していきましょう。

また死球交代かよ

その野手で藤岡と岡が合流して菅野と西川が石垣島に、11打数2安打の菅野は仕方なくも13打数1安打の平沢ではないのを本人にどう説明しているのか、そしてヒットが続いた西川が残念すぎてもしかしたら両選手ともどこぞを痛めたとか違和感とか、そのあたりが理由なのかもしれません。
そういった動きに焦燥感が当然にあるだろう平沢はヒットこそ出ませんでしたがようやく十八番の四球を2つ選んで、さあここから反攻です。
ショート争いの圏外かと思っていた藤岡はさくっとスタメンでいきなりゲッツーも二打席目には先制タイムリーを放ち、しかし次の死球で代走を出されての交代は予定どおりだったのかイヤなところにぶつけられたのか、先日の松川と同じく自分の気にしすぎてあってくれよと願います。
岡は満塁のチャンスでは押し切れずもさすがのマルチで今度こそと正真正銘に叩き込んだ決勝アーチの藤原が危機感を口にするのはよいことで、ここまで山口は外野起用ですし荻野、高部が加われば面白いことになってくれよと、守りが壊滅的ともっぱらのポランコを守らせたってのもどういう思惑なのかが気になりますしそして楽しみではあり、茶谷はまたヒットを打って山本もしがみついてショートと外野から目が離せません。

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◆2月21日(火) 広島−千葉ロッテ1回戦(ロッテ1勝、13時、沖縄、不明)
▽勝 小野 3試合1勝
▽S 小沼 4試合1S
▽敗 森浦 1試合1敗
▽本塁打 坂倉1号(小野)、藤原2号(森浦)

▽バッテリー
千葉ロッテ 岩下、高野、カスティーヨ、小野、小沼—佐藤都、植田
広島 コルニエル、長谷部、ケムナ、中崎、戸根、森浦、矢崎—石原、坂倉

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