69 土居豪人 投手 22歳 年俸650万円
【2022年成績】 E 37試合 4勝4敗7S 防御率4.37 82回1/3 79被安打 9被本塁打 40与四球 6与死球 47奪三振
同期同い年の古谷に先行されながらも昨季に追い付き追い越しての高卒3年目の一軍デビューは8巡目という下位指名もありロッテの王道を歩んでいくかと期待されましたが、一転して今季は一軍に手が届かないままに不本意な一年となってしまいました。
二軍では土肥に次ぐチームで二番目に多いイニングを任されましたが数字がもうひとつ伸び悩んで、心機一転でもないですが古谷の背番号を引き継ぐ形となったのはあるいはどうにも69がイヤだったのかもしれず本人の希望であれば殻を破る来季としてもらいたいものです。
乱れ気味
デビューが中継ぎだったこともありますしそのままそこを極めるかと思いきや4月早々に先発をするなど傍から見れば迷走感が無かったわけではなく、評価者が変わったことで適性を見直そうとでもしたのか、そのイニング数と7セーブという数字が中途半端さを物語っています。
それで方向性が決まったのであればよいですがまた入れ替えがあってどうなる、土居とすれば河村とのツインタワーで抜擢してくれた吉井監督の就任は前向きになれるでしょうがまたイチからやり直しへの不安があるかもしれず、しかし土居は土居なりにやっていくしかありません。
ピッチングとしてはコントロールがいいわけではありませんがそれにしても抜け球が目立ち6与死球は攻めた結果と言うよりは乱れただけのような、被本塁打も先発であれ中継ぎであれ多すぎますし、どこか自信なさげで思いどおりに投げれない苛立ちのようなものが見えたのは先入観によるものでもないでしょう。
道を決める
春先には昨秋に習得したカーブへの手応えを口にしていましたが、契約更改での会見ではそこに触れなかったのでモノにできなかったのかもしれません。
むしろカットボールと調子が悪かったストレートが戻ってきていると宮崎での成果をアピールして、今度こそ実を結んでくれよと願います。
どこが土居に合っているのかチャンスがあるのか自分的には適当に荒れながらもストレートでグイ押しするリリーフがよいと考えますが吉井監督なのか黒木コーチなのか、それとも大谷コーチなのか、高卒ながらもう5年目となればそろそろ明確な道を敷いてあげてください。
【オリオン村査定】 650万円 → 590万円 (▼9%)