2022年通信簿 68 西巻賢二

68 西巻賢二 内野手 23歳 年俸720万円

【2022年成績】 2試合 0打数 0得点 0安打 打率.000 0二塁打 0三塁打 0本塁打 0打点 0盗塁 1四死球 0三振 得点圏打率.000

小柄ながら攻守ともにきびきびとした動きで評価していましたし応援もしていましたが、残念ながら肩を叩かれてしまいました。
楽天のときもそうでしたが二軍でチームトップの出場数ながらも戦力外通告をされるってのは何なんだろう、投高打低のシーズンに.242と首を切らなければならないほどとは思えずまだ20代前半でもあり、捨てる神あれば拾う神あり、育成枠契約ながらもDeNAが声をかけてくれたのがせめてもの救いです。
何度倒れても立ち上がる不屈の反骨心で頑張れ、山椒は小粒でぴりりと辛いの精神で楽天、ロッテを見返す来季であってくれよと心から願っています。

あれこれ挑戦

楽天での状況は承知していませんがロッテでは小柄な内野手というファクターでは小川に続いて友杉の獲得が影響したような、友杉は同じ右打者ですし戦力外通告はドラフト会議の翌々日でしたからどうしてもそこを勘ぐってしまい、このあたりは巡り合わせの悪さといったところでしょう。
それに加えて似たような境遇だった茶谷に台頭の兆しがあったのも無関係では無さそうな、もし茶谷がぐずついていたらどうなったかは分かりません。
ただそうでもなくても懸念したとおり井口監督の眼中には無かったのかオープン戦はおろか練習試合にも出場しなかったことからして避けられなかった結末にも思えて、怪我をしていたという情報は承知しておらず二軍では開幕からプレーしていたのでなおさらに、頭数でしかない存在となっていた西巻です。
その肩力ではショートはもちろんのことサードも厳しいと考えていましたがセカンドがメインであれその三遊間に加えて外野まで守ったのがまさにそれで、急造にしてはセンターを無難と言えば無難に守っていただけに本人はチャンスを広げるつもりで前向きに取り組んでいたのでしょう。
そのイメージは無かったのですが「スタートを切るタイミングでもいいものを掴んだ」と盗塁に意欲を見せて失敗も7と多かったですがチームトップの18盗塁は色を出そうという努力の顕れでもあり、しかしそれらが実を結ばないのもプロの世界の厳しい現実です。

まず支配下を

そんなユーティリティぶりを買われての採用だとも思えますのでDeNAで支配下に上がるのは大変でしょうが何かあったときにはそこそこカバーするだけの力があると、分母は小さくも一軍での通算成績は.245ですし四球を選べるため出塁率も3割に近く控えとしてであれば可能性を秘めています。
まず二軍でレギュラーに近いポジションを確保すれば道は開けるでしょう、七転び八起き、まだ二転びでしかない西巻に諦める理由はありません。

2020年通信簿
2021年通信簿

【オリオン村査定】 720万円 → 650万円 (▼10%) ※10/22に戦力外通告 → 11/15にDeNAと育成枠契約

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