新球場?

今日が仕事始めだったのか高坂球団社長が年頭挨拶を、昨年に検討の話があり年明けにも報じられてはいましたがオフィシャルな形での新球場ネタです。
大幅改修、移転を含めての検討フェーズに入っているとは千葉市から具体的な相談がきているとのこと、とは言っても開場して30年以上が経っていますが耐用年数というところではまだまだいけるでしょうし甲子園などに比べれば大人にすらなっていない年数ですから唐突感は否めません。
ただ常に海風にさらされていることで劣化が激しいのかもしれず、しかしそうであっても超えなければならないハードルは限りなく高いでしょう。

新球場

新球場として有力視されるのはメッセの駐車場でおそらくは千葉市なのか千葉県なのかは分かりませんが全てではなくても大半の所有権は自治体にあるのではないかと、そうであれば土地代がさしてかかりませんから建設費というところで削減できるのがアドバンテージになります。
それでも土地代込みでしょうがエスコンフィールドの600億円もかからないにしてもZOZOマリン、当時の千葉マリンが100億円以上で昨今の建設資材や人件費の高騰で数百億円を下ることは無さそうな、それを財政難の千葉市なりが手当てできるとはとて思えません。
ZOZOマリンの解体コストも考えなければなりませんし、前回の改修ですら費用を捻出できずに球団からの援助とファンによる「義援金」に頼ったのは記憶に新しく、だからこそ球団に相談=出資依頼の構図となっていてあるいはロッテの資本が入ることが前提にもなっているのでしょう。
幕張豊砂駅が3月に開業しますしファンの足としては喜ばしくも、屋根を付けるかどうかの議論も必要となりさらなる景気悪化で力尽きるだろうと考えます。

移転

これまでも何度か話が出たり消えたりの移転は、そもそもプロ野球の興行に耐えうる球場や周りの環境が伴う候補が見当たりません。
そんなものがあれば苦労は無いわけで成田やら二軍のそれすら実現していないことからして、これが一番にありえない案でしょう。
千葉という枠を飛び越えれば新潟やら静岡やら噂レベルでは過去もありましたが今回はそうではない、千葉フランチャイズとしてですからなおさらです。

改修

そうなれば消去法で現実的なのは改修か、前回を超える大幅なそれで化粧直しといったところでしょう。
ただ規模が大きくなればなるほど期間が長くなってオフの間に終わるかどうかが難しくなり、さすがに札幌ドームは無いにしても一年だけ東京ドームを間借りしてという逃げはありそうな、塩害による鉄周りの補修を中心として時期的に60フィート問題もクリアされているでしょうから大胆なスタンド改修もできます。
ZOZOとのネーミングライツ契約は2026年までありますので新球場、移転では気にかけなければならないところが、改修であればそれはほぼ不要です。
ファンとしては一番に夢が無い対策ではあるものの愛着があるのも確かではあり、この議論がどう進んでいくかを楽しみに見守っていきましょう。

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