吉井丸の船出

ロッテの一面と言えば朗希、を覆した吉井監督です。
10日からのフェニックスリーグにはコーディネーターとして視察する予定だったようですが立場を変えて、監督としての船出となります。
しかし指揮を執るのではなく「全体を見る」のに慣れる、が目的とのこと、それであれば率いるのは福浦ヘッドなのか堀コーチなのか、是非とも福浦ヘッドであってもらいたいですが堀コーチは二軍監督就任の可能性もあり、そのあたりの人事異動も楽しみになってきました。
現時点ではキャプテン吉井に剣士福浦、ここに航海士、狙撃手、コック、船医、考古学者、船大工、音楽家、空手家などなど、ピースを埋めていきましょう。

宮崎で悲喜こもごも

例年であればほぼ戦力外通告が終わってのフェニックスリーグですが、あれこれ思惑があるのか今年は順番が逆になりました。
そうなれば宮崎が最後のふるい落としになるのであればシビアですし、そのメンバーは27人が発表されて以下の通りです。

投手:種市、東妻、坂本、廣畑、鈴木、成田、秋山、中村稔、本前、小沼、横山、森、佐藤奨、土居、田中楓、永島田
捕手:佐藤都、植田、谷川
内野手:池田、平沢、福田光、小川、西巻、速水
外野手:山本、和田

外野手が二人しかいないでどう試合をやるのか、は二軍戦がそうだったように谷川、西巻が外野を守るのでしょう。
今後に入れ替えがあるにしてもざっと見て名前がなければいけないのにどうした、は二木、八木、土肥、中森、藤岡、茶谷、藤原です。
実績からして分からないでもない二木と藤岡はしかしそんなことも言っていられない立ち位置ですし、茶谷と藤原も一軍と胸を張るにはまだ早い、中森はまた故障なのでしょう、八木と土肥もそうなのか、どうあれまだ支配下選手登録は67人もいますのでこの中から数人は肩を叩かなければ枠が足りません。
今年は空前の不作とも囁かれているドラフトですので少数精鋭という名の経費削減に走って4人程度の指名で終わるのであってもあと3人程度はユニフォームを脱ぐことにはなるはずで、そこを監督としてコーディネーターとして見極めるのも初仕事になる吉井丸です。

オスナは手放せない

その舵取りの大きなポイントとなる守護神、オスナが帰国しました。
さすがの活躍に争奪戦が勃発とされる一方で本人は戻ってきたいとも報じられていて、どうあれ条件闘争でしょう。
相手がメジャーとなれば太刀打ちはできませんがしかしDV問題があり買い叩かれる条件しか出てこないかもしれず、そのときに国内で負けないだけのものは出してもらわねば船出即座礁となりかねないだけにここは球団の奮発を願うばかりです。
オスナの戻りたいはNPBであってロッテに限らないだろうとはロメロの拡大解釈もありましたから、油断せずにお願いします。

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