先制、追加点と順調に勝ちに進んでいた試合がよりによって、レギュラー剥奪にタブロイド紙などにはトレード要員とまで貶められた清宮に二打席連発を食らっての逆転負けは角中の言葉を借りればもう1敗も許されない、リーグ優勝には実質的な白旗状態となってしまいました。
ソフトバンクがちょっと抜けてきたのでCS圏内という意味ではよさげな展開も、それでも4ゲーム差を2チームを相手に15試合で引っくり返すのは至難です。
期待された石川は毎回走者を背負いながらも三回まではゲッツーなどで凌ぎましたが四回に被弾、走者を残した五回には岩下が食らったことで5回途中を7失点の背信ピッチングは言い訳もできず、ここまで5試合を零封だった岩下も今季初失点でイニング跨ぎの23球は明日に投げられません。
当たり前ですが打たれたボールは甘く入ったもので上手く打たれたのではなく献上してしまった、そしてそれを打ち損じてくれなかった不幸です。
当たりがよすぎた
地元愛を発揮して立ち上がりから失点を重ねた上沢は、しかし以降は別人のような裏切りのピッチングでした。
初回は核弾頭コンビが、二回は下位から作ったチャンスに中村奨が二打席連続タイムリーとこれ以上に無い点の取り方でしたが、変な話ですが惜しかったのが二本目が痛烈すぎて満塁のセカンド走者がサードを蹴れなかったこと、あそこでもう1点でも入ってればまた違った流れになったでしょう。
中村奨は次の打席でも打球が伸びすぎて四打席目も捉えましたが飛んだところが悪く、内容は悪くなかったですがツキがありませんでした。
そして四五六が山口の死球のみの11打数ノーヒットで上沢にプレッシャーをかけられず、8点ビハインドの最終回でも負けないぞオーラの起用はいつものことで、左肩関節前方脱臼の福田秀が今日に二軍戦で復帰しましたのでムードメーカーとして引っ張り上げて雰囲気を変えるのもありかもしれません。
ここから大型連勝だ
こうなったらここから大型連勝をするしかなく、今日は勝ちパターンの中継ぎを温存できたとでも思うことにします。
今日は二軍も大量失点でしたので上げる投手がいないって状況ではありますが田中靖を誰かと入れ替えて、大勝のときの要員も準備しておきたいです。
そのためには朗希にすがる明日、はタブレットからの応援になりますが二桁勝利という自身の目標もありますから鈴木に投げ負けるなんてありえず、一抹の不安はその鈴木が袖ケ浦出身だけに松戸出身の上沢に続いて連夜の裏切りに遭わないよう「しっかり、切り替えて」ノックアウトしかありません。
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | 安 | 失 | |
日本ハム | 0 | 0 | 0 | 4 | 4 | 0 | 0 | 0 | 3 | 11 | 16 | 0 |
千葉ロッテ | 1 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 3 | 8 | 1 |
◆9月13日(火) 千葉ロッテ−日本ハム19回戦(ロッテ11勝8敗、18時、ZOZOマリン、19,420人)
▽勝 上沢 21試合8勝7敗
▽敗 石川 20試合7勝7敗
▽本塁打 清宮14号(石川)、15号(岩下)、アルカンタラ13号(田中靖)
▽バッテリー
千葉ロッテ 石川、岩下、益田、廣畑、田中靖—松川
日本ハム 上沢、堀、玉井、吉田—清水、古川裕