二度はあっても三度は無い

惜しい試合を落としました。
またしても初回に4点を失うもじわじわと追い上げて同点まではいきましたが勝ち越すことはできず、そしてミスで勝ち越される無念です。
これでまた逆転勝ちであれば笑いが止まらなかったですが考えが甘かった、大逆転勝ちが二度続きましたが三度目はありませんでした。
これでゲーム差ゼロで4位に落ちましたが5位のオリックスから首位のソフトバンクまで僅かに2.5差、日本ハムを除いて全てが5割以上という大接戦はどこもチャンスがありますがどこも沈んでいく可能性があるわけで、「まだまだ全員が揃っているわけじゃないので。何とか後半戦も全員が調子を上げて揃えば上は目指せる」なんてバカなことを言っているようではお話にならないので本心ではないと願うしかありません。

分からないでもないが

ロメロが初回にいきなり2死四球が絡んでの満塁でグランドスラムを浴びて、しかし以降は立ち直って六回まで1安打のみと粘りました。
初回のそれはあっと言う間だったでしょう、今川には今季に3割以上を打たれて3発目を浴びて、さりげなくキラーとなっています。
鎌ケ谷では野次将軍で日本ハムファンからすれば好ましいのかもしれませんが喧しい言動にうんざりしていたので、このカードでさらに嫌いになりました。
右の外野手ということでロッテの上位指名も噂されていましたが意外な下位で地元に拾ってもらって、今季の数字であればロッテでも四番を打てるでしょう。
しゃーない、調子に乗らせないよう次の対戦では一度でも出塁させないよう誰が投げるのであれ絶対命題です。
ただそれよりも何よりも七回の失点が、先日の山川と同じく分からないでもないですが走者がいるのに塁審へのアピールで走者に背を向けるってのはそうじゃないだろうと、そして当たり前なのですが諦めずにしっかり走った清宮を見習わないといけない選手がロッテには何人かいます。
件のプレーは本人はヤバいと思ってアピールしたのでしょうが、しれっとしていれば塁審からは死角でしたのでアウトだったかもしれません。

まず追い付かないと

打線は連日にコツコツと積み上げていきました。
レアードの二試合連続弾を皮切りに内野安打2本と四球での満塁に井上が2点タイムリーを、そして七回にはまた井上が同点タイムリーです。
伊藤から11安打を放って2併殺はあれど頑張ってくれました、もやっとするところがあるとすれば六回の攻撃でしょう。
二死満塁で加藤に代打という選択肢は無かったのか、ロメロが落ち着いていたので捕手を代えるリスクを避けたのだと思われますがビハインドであれば優先すべきは攻撃でしょう、いい当たりではありましたし次の回に追い付きはしましたが、あそこは前のめりになって欲しかったです。
このカードに中村奨が沈黙だったのも苦しい展開になった一因で、一方で前日のお立ち台の茶谷に一本が出たのは喜ばしいです。
一時の活躍で長続きしないケースは多々ありますので四球も選んで楽しみな存在に、オールスター休みで間が空くのがもったいないですが調子を維持できるよう有意義に過ごしてもらいたく、おそらく安田が戻れる状況になるでしょうがサードは渡さないはつらつさを見せてください。
和田は牽制死が多すぎる、気持ちが前にいっているにしてもその割には昨季みたいに初球からスタートを切れずにずるずると、思い切りの悪さが目立ちます。

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千葉ロッテ 0 1 2 0 0 0 1 0 0 4 11 0
日本ハム 4 0 0 0 0 0 1 0 X 5 6 1

◆7月24日(日) 日本ハム−千葉ロッテ14回戦(ロッテ8勝6敗、14時1分、札幌ドーム、18,343人)
▽勝 伊藤 17試合8勝7敗
▽S 堀 34試合1勝2敗5S
▽敗 ロメロ 15試合7勝5敗
▽本塁打 今川8号(ロメロ)、レアード14号(伊藤)

▽バッテリー
千葉ロッテ ロメロ、小野、オスナ—加藤
日本ハム 伊藤、北山、堀—石川亮、清水

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