オスナどうする

昨日に二軍で投げたオスナが「さすが」と思わせる結果であればこと昇格については話は簡単だったのですが、もちろんピッチングの本質が問われますから数字だけでは判断はできないにせよ、外国人選手枠の問題からしてこれであっさり一軍というわけにはいかないように思えます。
試合速報に拠れば150キロ台のストレートにカットボール、チェンジアップ、スライダーはWikipediaでの投球スタイルと同じですので一通りを投げたといったところか、コントロールがばらけることは無かったっぽく、登板前に雨で中断したコンディションの悪さからすればまずまずと言えなくもありません。
空模様が怪しいですがリーグ戦再開までまだ3試合ある二軍戦で追試を行うのか、一軍の練習に合流させてシート打撃で免罪符を与えるのか、どうあれ理由付けをして強行しそうな気はしますが、そうなれば誰を代わりに落とすのかがその昨日で難しくなっただけにベンチは頭を悩ませているでしょう。

先送りが妥当かな

ロメロは当然に、守りでの貢献と先月から率を上げつつあるエチェバリアは外せませんし、打率は低いままながらも先月に6本、今月ももう3本とホームランが出始めたレアードも考えづらく、それがゲレーロであれば過負荷のリリーフ陣の助けにはなりませんから、前日までであればマーティンだと考えていました。
そのマーティンが一発を含むマルチとなれば活躍した試合を最後に抹消は無理難題、レアードほどではありませんが先月に3本、今月はやはり3本と長打が増えてきて今月は3割となればなおさらに、レアードと天秤にかけて右左のバランスからすればレアードを残したくも実は左腕を打てていないレアードですし、これは嬉しい悩みなのか、リリーフ陣もしんどいですが打てない打線はもっとしんどい、究極の選択を突きつけられた感じです。
レアードを外せばDHが空いて山口を活かせる、マーティンを外せばライトが空いて菅野や和田を活かせる、ただ外す引き算だけではなく埋める選手も加味して最適解を求めるのが正しくはあり、ここのところの小川の起用からしてまさかのエチェバリアもあるのか、結局はゲレーロなのか、それとも結論を一週間ほど先送りしてその間に躓いた選手を外すのか、オスナが目に見える結果を残せていない以上は自分であれば様子見とします。

種市はまだ先か

オスナの前に投げたのは手術後に初先発となった種市で、5回1安打7奪三振1失点と復活に向けて大きく踏み出しました。
ただここまで中継ぎで何度か投げていましたが「何かあったか」と心配になるぐらいにその後の登板間隔が空いて、それだけ現場は慎重になっているのでしょう、一足先に一軍に復帰した西野も過負荷な中継ぎ陣にあって20試合は一度も連投がありませんし、よいことだと考えます。
そうなればこのピッチングで夏ぐらいには一軍で種市、とはならなさそうな、立ち上がりこそ140キロ台半ばでしたが二回り目ぐらいから140キロ台ちょいとなったストレートに本人もまだ手応えを感じられていないのではないかと、幸いにもチームとして先発陣が順調で焦らす必要はありません。
同じく手術をした岩下もそう、手術箇所だけを見れば石川と同じなので今季中の復帰も可能に思えますが河村、本前、佐藤奨らの出番を削ってまで急がせることもなく、焦れないようしっかり話し合って、来季以降の完全復活を目指すでよいと考えます。
ふと思ったのは河村らが順調に結果を残せば二木の放出で中継ぎ左腕の補強という動きがあるかもしれない、例えば砂田、同い年で年俸も釣り合います。

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