小島はそんな心境かもしれません。
二回に援護してもらった直後の失点はそもそもエラーから始まって内野安打があったりの無死満塁からのもので誉められはしませんが足を出しての必死のプレーもあり、五回に勝ち越されたのも3イニング連続の三者凡退と味方打線のしょぼさに「もう1点もやれない」との焦りがあったでしょう。
勝ち星無しの5敗はしかし防御率が2.81ですから小島ではなく打線の問題が大きく、8試合とそれなりに分母が大きくなっても援護率が1.47となれば「2点目を失う=負ける」ですのであまりに酷い、5回3失点ですから本日の犠牲者様とまでは言えずも五段活用炸裂だったのは間違いありません。
貧打貧打貧打
そして今日も4安打でしかありませんでした。
得点はソロ2本の2点のみで、前日のいい点の取り方とは打って変わって繋がり以前に走者を出せなければ手の打ちようがありません。
初回、三回のゲッツーでもう潮目が変わってしまったような、特に初回は前日と同じく高部が出塁してイケイケな流れだっただけに走れなかったにしてもエンドランだったのかランエンドヒットだったのかは不明ながらも、挙げ句のゲッツーで遠藤を乗せてしまったのが痛かったです。
ホント、打てない野球はつまらない、チケット激戦を勝ち抜いてマツダに足を運ばれたロッテファンにはお気の毒様でした。
佐々木千も×
復帰から無難に抑えていた佐々木千が先日に続いて痛い失点で致命的な2点を失い、唐川はほぼ今季絶望っぽいですし、リリーフ陣が苦しすぎます。
コロナ特例から復帰した西野は喜ばしくも本来であれば二軍で鍛え直したい廣畑をまだ一軍に置いておかざるを得ない、がその象徴でしょう。
先発がいくら頑張っても打線の援護が足りずリリーフ陣が打たれるという悪循環からいつまで経っても抜け出せず、明日の河村の勝ち運との勝負となります。
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | 安 | 失 | |
千葉ロッテ | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 2 | 4 | 1 |
広島 | 0 | 1 | 0 | 0 | 2 | 2 | 0 | 0 | X | 5 | 12 | 1 |
◆5月25日(水) 広島−千葉ロッテ2回戦(1勝1敗、18時、マツダ、25,002人)
▽勝 遠藤 8試合3勝3敗
▽S 栗林 16試合1敗9S
▽敗 小島 8試合5敗
▽本塁打 岡4号(遠藤)、レアード7号(遠藤)
▽バッテリー
千葉ロッテ 小島、佐々木千、西野、廣畑—柿沼、佐藤都
広島 遠藤、塹江、森浦、栗林—磯村