123 森遼大朗 投手 22歳 年俸230万円
【2021年成績】 E 20試合 10勝5敗0S 防御率3.20 115回1/3 101被安打 12被本塁打 42与四球 2与死球 87奪三振
4年目にしての支配下選手登録ですので感覚としては進学してドラフトで指名されたといったところか、とにかく目出度いです。
できればシーズン中のそれで秋口にでもお試しで一軍登板をさせてあげたかった、最後の一枠を埋めた小窪が機能しなかっただけになおさらですが今さら言っても詮無きことですので前向きに、石垣島では一軍に抜擢されましたから狙うはそのまま一気に開幕一軍でしょう。
支配下選手登録をされた際の高校のときに山本と対戦した、なんて話題は投手としての投げ合いではなく打者としてヒットを打ったという無理矢理感のあるものでしたがプロではもちろんマウンドで勝利して本当の意味で山本を下したい、そんな日を楽しみに待っています。
またチャレンジャーに
かなり早い段階で推しメンにしたこともありその後の伸び悩みに厳しめな見方をしていましたが、今季に最多勝という結果で返されました。
鎌ケ谷でもプロ初完封勝利を見ましたし7月にはその完封勝利を含む3戦3勝21奪三振の防御率1.71で月間MVPを獲得してファーム日本選手権でも当然のように先発で、これまでは全体的にもさっとしていたキレの無さのようなものを感じていたものがマウンド捌きも堂々と、エース格として起用される安心感が余裕に繋がったのかもしれず、その自信を本物に出来るかどうか、一軍ではまたチャレンジャーからのスタートです。
それでもベンチの期待は高く秋季練習から一軍扱いでしたので躓かないよう、今春は第二クール最終日に右大腿二頭筋の肉離れで別メニューとなって結果的には雨で流れましたが紅白戦の登板が無くなるという出遅れがあり、同じ過ちを繰り返すわけにはいきません。
ピッチングとしては鎌ケ谷計測で140キロ台半ばから後半のストレートはあれど大半は140キロ台前半をコンスタントに、変化球はスライダーにカーブ、あとはフォークがやや多めでいずれも決め球にはこれから育てていくという過程のような、増えてきた力押しのタイプとは一線を画する総合力系にも思えます。
それを支える本人も自信の右打者への内を突く積極さが一軍のリードでスポイルされないことを、森のためにもチームのためにも願わずにはいられません。
【オリオン村査定】 230万円 → 460万円 （△100%） ※12/9に支配下選手登録
