高部、轍を踏む

高部の手術の報に「手首はそんなに状態が酷かったのか」と思ってみれば、右膝と右太ももでした。
目論見が来春キャンプでの実戦復帰を目指すと歯切れが悪くどうあれ石垣島ではなく都城でしょう、年初に発表された都城での秋季キャンプは来年かららしくフェニックスリーグの拠点にはするようですが、今秋が昨秋と同じくZOZOマリンでの秋季練習であればそこには顔を見せるかもしれません。

重症でも焦らずに

しかしなぁ、骨片切除って砕けた骨を取り除くってことでしょうからその状態でプレーしていたのかプレーしたことで悪化したのか、実態は分かりませんが「だから言わんこっちゃない」、痛みが無かったとも考えづらく我慢していた我慢させていたのであれば本人、ベンチとも未来の先食いでしょう。
太ももの外骨腫は骨が出っ張って筋肉や腱、神経などを圧迫して痛みが出るものらしく怪我とはまた違うっぽく、やはり抱えていたものをこのタイミングで一気に解消するためなのか、膝は二分と分裂で別ものかもしれませんがこちらによれば「術後の筋委縮・筋力低下が著しくスポーツ復帰に時間を要する」「早ければ術後1~2ヶ月で骨癒合するが一般的には3カ月」「スポーツ復帰は競技種目とレベル、筋力の回復の程度によるが術後3~6カ月」と順調なら目論見どおり、そうでなければ少なくとも来季の前半戦は絶望、さすがに今回は復帰を焦ってシーズンを棒に振るなんてことにはならないと願いたいです。

ドラフトへの影響は・・・

復帰後に打撃好調だっただけに残念どころの騒ぎではなく、そして来季への布陣への影響は避けられません。
ドラフトでの補強ポイントは全てですが先発左腕としての金丸(関西大)、先発もリリーフもできる中村(愛工大)、内野シャッフルの失敗による宗山(明大)に加えて外野のトッププロスペクトである西川(青学大)の可能性も出てくるのか、それとも角中、荻野にすがったりさすがに山本を抜擢するか、このあたりは来季も吉井監督かそれとも新監督かにもよってきそう、自分的には期待はしても計算はできないルーキーに頼るよりまず現有戦力を幅広くフラットにが主張です。
まあなるようにしかならん、高部が万全な状態でできるだけ早く復帰できるのをただただ星に祈るしかないです。
それとファースト推しですがこの状況で中村奨の外野を秋季練習だか秋季キャンプだかで試すってことにならないか、一考の余地はあるでしょう。

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